無差別殺傷事件の類似点。ロスアンゼルス・相模原障害者施設 知床のヒグマ

　2018/10/29 　　北海道で ハクガンが迎えてくれた。200から300羽いたと思う。たぶんね！！！

　　　　　ロスアンゼルス銃撃事件と相模原障害者施設殺傷事件の類似点。

①　　両事件とも、容疑者が国家権力に異常なほどの忠誠心を示しながら、犯行時に置かれていた劣悪な環境の原因を、身近にいる一般大衆に求めている。
②　　　国家権力、軍隊の無責任な対応が、容疑者たちの精神疾患を助長し、異常犯罪を誘発させている。
③　　　権力による洗脳を連想させる。

　米メディアによると、容疑者は２００８年８月～１３年３月まで海兵隊に所属し、沖縄の米軍基地で教官をしていたほか、アフガニスタンに機関銃手として７カ月間派遣されていたことがある。功績が認められ、数回、受章したことがあった。
一方、退役後、心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）を患い、感情が抑えられなくなるトラブルがあった。この際に地元警察が男の自宅を訪れ、心理士も面会したが、「拘束の必要はない」と判断したという。
ロスアンゼルス銃撃事件があったバー「ボーダーライン・バー・アンド・グリル」はカントリー音楽で地元の若者に人気の飲食店。この日は、若者を中心に１５０人程度の利用客でにぎわっていた。

　事件を起こしたのは元海兵隊員イアン・デビッド・ロング容疑者（２８）。７日午後１１時２０分（日本時間８日午後４時２０分）ごろに「発砲事件が起きている」と複数の通報があった。最初の警官２人が突入後、応援部隊を待って十数分後に再突入したところ、容疑者はすでに死亡しており、店内には１１人の犠牲者がいたという。男は自殺した可能性がある。事件では、このほか２２人がけがをした。

相模原障害者施設殺傷事件の容疑者は、2015年6月頃から、尊敬する彫り師に弟子入りし、本格的に彫り師修業を始めていた。同年末頃に容疑者が「障害者を皆殺しにすべきです」などの発言をするなどの異常な言動が見られたことから、ドラッグの使用が濃厚と判断した彫師は、容疑者を破門した。
帝京大学在籍時の教育実習中、刺青を入れていたことが明らかになっており、容疑者の性格が豹変したのもその頃からだったという。この頃、容疑者は「強い人間」に憧れ、ナイトクラブに通い、2010年（平成22年）頃から、大麻などを吸引し始めるなど、薬物に手を出すようになり、卒業後は半グレ集団・右翼関係者とも交友を持つようになっていた。

2016年2月半ば、容疑者は衆議院議長公邸を訪れ、衆議院議長の大島理森に宛てた手紙を職員に手渡した。この手紙には、犯行予告とも取れる文言があり、「作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます」として、「逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせる」「心神喪失による無罪」、「新しい名前（伊黒崇）や本籍、運転免許証など、生活に必要な書類の発行」、「美容整形による一般社会への擬態」、「金銭的支援5億円」といった条件を、国から確約してほしいという旨の記述があり、その上で「ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。日本国と世界平和の為に、何卒よろしくお願い致します」と綴られていた。

また、供述によれば、容疑者は同年2月に安倍晋三首相宛の手紙を自由民主党本部にも持参していた。

事件を受けて7月26日、衆議院事務総長・向大野新治が記者会見し、手紙を受け取った経緯などを説明した。それによると、容疑者は2月14日午後3時25分頃に議長公邸を訪れ、書簡を渡したいと申し出たが受け入れられず、土下座をするなどしたため、警備の警察官が職務質問したところ、そのまま立ち去った。その後、男性は翌日午前10時20分頃に再訪し、正門前に座り込むなどしたため、衆議院側で対応を協議して、午後0時半頃に手紙を受け取ると、ようやくその場を立ち去った。
手紙に犯罪を予告するような内容があったため、衆議院の事務局が警察に通報し、手紙を提出。向大野は「すぐに大島議長の指示をあおいで警察に連絡しており、適切な対応だったと考えている」と述べた。この手紙について、警視庁は同15日中に津久井署に情報を提供した。
　容疑者は、障害者を「税金の無駄」と揶揄する一方で、自らは事件前、3月24日から31日の8日間にかけ、生活保護を受給し、それを遊興費として浪費していた、数百万円の借金があったという報道もなされている。容疑者は3月24日に福祉事務所の窓口を訪れ「親族の援助もなく、1人で暮らしている」「預貯金が底をついてしまった。働いていないので生活できない」と訴え、これを受けて相模原市はこの時点でAに収入がないことなどを確認して生活保護費用を4月3日に給付した。給付分は3月24日から31日までの日割り分と4月分だったが、4月下旬に雇用保険が支払われたことを確認したため4月分は返還されたという。
人を殺して、刑務所に入りたいから犯行に及んだ？？？。・・・なぜ、人を殺す前に刑務所へいかないんだ。死刑判決が欲しいなら裁判所へ行けばいい。…と思はないか？。泣いて頼めばよいだろう。

孝明天皇毒殺説 (明治天皇の父) 魑魅魍魎のうごめく幕末・明治維新 ー 知床のヒグマ

孝明天皇は痘瘡と診断されて八日目、慶応二年(1866年)十二月二十四日には膿も引き、朝から酉の半刻(午後七時)の間に五回に分けて「ほもじ」(干飯)を四碗、五椀目は八分まで食するほど回復した。
しかし、同夜には容態激変。二十五日には「御九穴(目・耳・鼻・口・尿道・肛門)より御脱血」(中山忠能日記)という奇怪な症状を呈し、亥の半刻（午後十一時）に崩御した。
享年三十六。天皇の死を悪性の痘瘡とするのが病死説。
毒殺説は宮中の女官たちによって流され、十五歳の睦仁親王(後の明治天皇)は鍾馗の様な父の怨霊を見て発熱した。(朝彦親王日記)
イギリス人アーネスト・サトウも、「その間の消息に通じている一日本人が私に確言したところによると、毒殺されたのだと言う、」とやがて回想することになる。(一外交官の見た明治維新)<坂田精一訳>
当時、幕府を支援するフランスに対抗して、イギリスは薩摩藩に深く肩入れをしていた。
サトウに対して毒殺説を告げたのは薩摩人で、岩倉具視や列参公卿らと水面下で繋がっていた可能性もある。
毒殺説に立つ歴史家は、孝明天皇が弑逆された理由を列参公卿らを厳しく譴責したことに求める。
和宮降嫁に尽力した岩倉具視、その妹の堀河紀子(孝明の元女房)ら六人は尊攘派から四奸二嬪と睨まれ、なおも免責されてはいない。
　八・一八政変の結果長州へ落ちた七卿の内、生存六卿も、帰京を許されてはいない。
そこにまた列参二十二卿が罰せられては、反幕派公卿たちは絶滅したも同然となる。
そこで岩倉たちは、この最悪の状況から逆転勝利を収めるべく天皇に「テロル」を仕掛けた。と毒殺論者は考えるのだ。(ねずまさし「天皇家の歴史」1976年)
具体的には岩倉が息のかかった女官を使い、天皇の薬湯に無味無臭の、砒素を入れた。ゆえに死因は急性砒素中毒。この論理の方が、「御九穴より御脱血」をうまく説明できるのだ。
< 幕末・明治の残照> 中村彰彦・・・より
魑魅魍魎のうごめく幕末・明治維新ですか？？？
まるで朝鮮王朝を描く韓国ドラマを見ているような錯覚を覚えませんか！！！！！
朝鮮と云えば岸信介、そして安倍へと続きます。

座間市殺人事件と慰安婦問題の闇 知床のヒグマ

大変な事件が起きました。神奈川県座間市で九人もの市民が殺害後解体された状態で発見された。
　異常心理などが語られていますが、状況は金銭強奪のため殺害し、遺体処分に困り解体、遺棄できなくて室内に保管。発見逮捕。
　金銭に困り手段として選んだのが「自殺サイトの利用」とみるのが妥当でしょう。違法行為については既に歌舞伎町でのスカウト業で乗り越えている。違法行為に走る心理的ストレスはなくなっていたのでしょう。
　若者が夢を持てなくなる日本の闇が、深く犯罪心理に根を下ろしていることは無視できません。
　（＃　暴力や脅迫によって強制的に労働させられる「人身取引」事件で最近、日本人被害者の数が増えている。風俗店で働く若い女性が、根拠のない多額の借金を背負わされるケースが後を絶たない。
警察庁によると、昨年１年間の人身取引事犯の被害者は４６人。うち日本人は２５人で、統計を取り始めた２００１年以降最多。日本人被害者は、出会い系サイトなどを利用して売春を強制させられるといった性的搾取が８４％を占めた。
元々、フィリピンやタイなどの外国人女性がだまされ、日本への渡航費用などの名目で多額の借金を負わされたうえ、飲食店や性風俗店で働かされるケースが多かった。
日本人の被害者が増えたのは、ネットの発達などで女性が性風俗店の募集に直接、アクセスしやすくなり、短期を含めた就労間口が広がったことが考えられるという。加えて、取り締まりの強化に伴い、認知件数が増えたことも影響したとみられる。　＃）
（新聞記事より）
日本人社会に潜む深い闇。
福島原発事故現場では、東電の事業を三次四次の下請け業者が受注し、労働者を募集、就労させているという実態があります。
　象徴的な日本の労働環境です。政府が黙認をしている。
　雇用者としての東電の責任を回避するには中間業者の存在が欠かせない。
　労働者への奴隷的従属の強要。　　
　過酷な労働条件の押し付けが常態化します。
時代を遡れば朝鮮での慰安婦問題。
　慰安婦を大日本帝国軍が中間業者を介して徴用したとしても、その罪から逃れられるわけがない。

養護老人ホーム、障害者殺傷事件とスタンフォード監獄実験 サンコウチョウ

蒸し暑い、買い物をした後、しばらく乗用車を走らせ温度計を確認すると四十度と表示されていました。誤差は1℃から2℃。クーラーなしでは過ごせない一日です。ニュースでは38℃を超えていました。

　昨今、ストウカー殺人事件や、養護老人補無での虐待、殺人事件が目につきます。

　先月起きた相模原での大量殺人事件。なぜこのような事件が頻繁に起こるのか？社会情勢が鋭く反映されていると思いますが。　（相模原事件の容疑者は事件前、生活保護を受けていた。）

　スタンフォード監獄実験の記事が偶然目に入りました。

　 感想としてはこの心理学上の実験結果が、最近多発する、ストウカー殺人事件や養護老人ホーム、障害児施設での事件を説明する要件を満たしているのでは。

　過酷な労働条件の中で看護者が陥りやすい心理状況。考えなければならないのではと思います。


　　　　　　　　　　情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”とは

1971年、米海軍は海兵隊刑務所で相次ぐ問題解決の為に、ある実験を準備し、資金を調達した。実験はスタンフォード大学の心理学者フィリップ・G・ジン バルド博士を中心に組織され、同大学の講堂を刑務所に仕立て、模擬的な刑務所シュミレーションを行うというものだった。

　新聞広告によって集められた心身共 に健全な被験者らは、無作為に囚人と看守に分けられ、実際の刑務所とほぼ同じ環境の中で、二週間を過ごすことが予定された。

　しかしこのとき、まさかこの実 験が後々まで問題となる大きな事件になろうとは、その時、被験者も研究者も、誰一人想像だにしなかったのである。

　博士らが実験から得たひとつの結論とは、人はある集団や、環境、社会的情況下において、”驚くべき迅速さ”でその中に適応しようとし ― あたかも情況の囚人として ― その役割を自ら演じてしまうということであった。

　事実、実験開始前、全く”正常”であった囚人側被験者達は、精神的に衰弱すると、すぐに卑屈に、服従的に なり、心身共に監獄の中に捕らえられてしまった。

　そして同じく”正常”な看守側の人々もまた、囚人達の暴動を警戒するあまり、権力を必要以上に誇示し、囚 人の衰弱ぶりにも気を留めず、支配者として加虐的にエスカレートしていったのだ。

　つまりこれら実験が提示したひとつの事実とは、ある集団の中の個人が、その個人的性質、行動傾向よりなお、情況下における命ぜられた（または自任し た）集団内の役割を ― 意識的にせよ、無意識的にせよ ― 優先し、時にそれが恐ろしい結果を引き起こすことさえままありうるということである。

　そしてまた、これが刑務所や戦争という特殊な情況下に限られた出来事 であり、我々の日常生活にはまるで無関係な話であると、一体誰に断言することができるだろうか　　　　　　（・・・・・・より）

労働環境の悪化、生活環境の低下、見えない未来。　殺人事件はまさにこの様な社会環境に依存しているのでは？

症状は消えた？退院 軽すぎる判断。障害者殺傷事件 サンコウチョウ

7月24日にサンコウチョウの雛四羽が巣立ちを終えました。早朝から正午にかけて次々と巣立ち、4羽目が巣立ちを終えたのは正午過ぎでした。
一週間を過ぎていますが八月一日には観察者は2組、正午過ぎには夫婦一組に。

先週は雛を連れた親鳥を見ることができたが、今日は早朝に鳴き声を聞いたきりで姿は見せていないと聞き退散。


相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で知的障害者らが次々に襲われ、１９人が死亡した事件は、２日で発生から１週間になります。

植松容疑者は２０１２年１２月に津久井やまゆり園の非常勤職員になり、１３年４月から常勤職員に。 ー(大学では髪を金髪に染め、入れ墨をし、小学校の教員か彫師になることを望んでいたという)ー

入所者の大半は重度の障害者で、自力歩行できない人も多い。身体と知的障害をもつ重複障害者もいた。給料は月１８万〜１９万円。「夜勤に慣れるのがつらい」「給料が低い」と友人にこぼした。

今年２月１５日、植松容疑者は衆院議長公邸に持参した手紙で、障害者の大量殺人を予告。

施設側との話し合いでも「障害者はいないほうがいい」などと差別的な持論を口にし、その場で退職することが決まった。
　相模原市職員にも「世界に８億人の障害者がいて、その人たちに金が使われている。それをほかに充てるべきだ」と話し、市は１９日に緊急措置入院を決定、尿検査では大麻の陽性反応が出た。
入院中、植松容疑者は病院スタッフに「ヒトラーの思想が２週間前に降りてきた」と話したという。
障害者を「価値なき生命」と決めつけ、大量に殺害したことで知られるナチス・ドイツの考えに、共鳴していた。
　
　事件と薬物や精神疾患との関係は、まだ分かっていない。

　津久井署員にも「重度障害者の大量殺人は日本国の指示があればいつでも実行する」と話す。

植松容疑者は事件前に措置入院となったものの１３日間で退院し、警察も行政も医療機関もその後の動向をフォローしていなかった。
(３月２日　医師が症状は消えたと判断。相模原市は退院させるが、警察へは通報せず)

医療は患者を苦痛から解放するためにある…!! (知床のヒグマ)

　生死大事
　命の在り方を宗教の価値観で語るべきではない。
　生命は個人の価値の発生源であり源です。
　悪とか正義とかの価値観以前の存在。　　　生死大事で良いのでは。　
　　結果として死を選ぶのも命の持つ権利？？
　メキシコで学生が虐殺される。
　メキシコ南部ゲレロ州イグアラ市で９月下旬に学生６人が殺害され、４３人が失踪、行方不明になっている事件で、学生の捜索に政府がもっと力を入れるよう要求する数百人規模のデモ行進が現在も続いている。
　イグアラ市南部で９月２６日に発生したこの事件では、学生４３人を乗せたバスが複数の地元警察から発砲を受け、その後麻薬密売組織「ゲレロス・ウニドス」に引き渡されたとされている。
　少なくとも学生３人がその場で殺され、他の学生は組織のメンバーによって虐殺された恐れがある。
　殺人こそ責められ罰せられるべきもの。戦争ほど醜い行為はない。
　　
　　「果樹園の作業は爆竹を鳴らして細心の注意を」。
　高山市丹生川町瓜田のリンゴ畑で、畑を所有する同所の農業原田和夫さん（７４）が顔から血を流して倒れているのを、原田さんの妻（６７）が見つけ、高山署に通報。
原田さんは５日午後７～８時ごろ、「クマが畑を荒らしていないか確認しに行く」と、自宅から約５００メートル離れたリンゴ畑に出掛けた。翌朝になっても帰らないため、妻が畑に行ったところ、原田さんが顔から血を流し、あおむけに倒れていたという。
顔と首にはクマとみられる爪痕があり、付近にはクマの親子と思われる大小の足跡。
クマを警戒し、リンゴ畑に向かいながらクマと遭遇して襲われ死亡。
子連れの親熊の恐ろしさ？ですか。
　　　　　　　医療は患者を苦痛から解放するためにある…!!

　
　

外資系金融会社社員殺人事件判決に異議 裁判官の先入意識は排除

　　４月２８日、東京地裁で渋谷区、三橋祐輔（３０）殺人事件の判決が出されました。１５年の実刑判決でした。
２人の精神鑑定医の診断を認めながらも、完全責任能力を認めるという合理性に疑いをもたれる判決内容です。
　犯行時は短期精神病性障害を発症、心神喪失状態にあったことを認めながら、犯行後の死体切断、遺棄の行為を理由に、犯行全体に完全な計画性を認めるという矛盾を裁判官はどう理解しているのか？
　犯行が突発的な衝動に突き動かされた衝動殺人であれば、犯行自体に計画性は認められず、過度な自己防衛意識を日常的に植え付けた、被害者、祐輔のドメステックバイオレンスこそ非難されるべきです。自己防衛本能は生物に備わった基本的な能力です。犯行後の行為は、計画的殺人とは無縁の行為です。
　裁判官は先入観に囚われることなく、職務を遂行すべきです。
　４月２１日、松尾池の北側にある百々ヶ峰に登りました。途中、頂上まで後十数分の所で息が切れ、心臓が踊り始めました。斜面にはあおだもや、山つつじなどが花を咲かせ、目を楽しませてくれていましたが、久しぶりの山登りは辛いものが在りました。
頂上ではきあげは、やまがら、麓では、目白、シマヘビ、中程では、瑠璃びたきが囀っていました。　巣から落ちた雛への給餌が終わりました。

医療保険の補填は道路特定財源から支出 横須賀タクシイ殺人事件 ぎふ蝶

　先週初めから片栗の自生地を求めて岐阜県内を車で走りました。
　新聞報道だけを頼りに、高富の畜産センターを始めとして山県市大桑周辺３ヶ所、計４ヶ所をめぐりました。４月１１日には関市一色の自生地に向かいましたが、もう片栗の盛りは過ぎていました。片栗と言えばぎふ蝶です。最初に出会ったのは畜産センターの遊歩道が尾根に差し掛かった頃でした。小さな黄あげはのような蝶が飛んでいましたが、ぎふ蝶とは思いませんでした。一色の自生地で、あれもぎふ蝶だったと確認しました。もう産卵の時期に入っていたようです。１３日、１５日と通いました。
　今日は朝から後期高齢者医療保険問題で何処もにぎやかでした。年間の年金収入が５７０万円以上の高額所得者、３５０万円の一般平均所得者、そして我々低所得者層、政府官僚は何処に入りますか。道路特定財源を医療に使えばそれで解決できるでしょう。どうして出来ないんですか？無駄遣いばかりしてないで。
　タクシー強盗の容疑者は「声に従って刺した」と言っていたようですが、声の主は彼にとってどんな影響力を持っていたのでしょうか？
　以前から、神の声を聞いたとか、仏の声を聞いたとか、宇宙人と交信したとか、と言いながら犯罪行為をした時のいいわけに使われていたようですが、別の言い方をすれば、（声）は強い支配力を行使していたと言うことですね。彼は（声）に服従していた。
　幻聴と呼ばれることもありますが。幻聴と言う言葉だけでは言い切れない分野も存在すると私は確信しています。
　幻聴以外の分野とは何か？神でない以上、最も一般的な存在としての人間と同じように有史以来この地球で生まれ生き続けてきた（知性と人格）を持った生物と考えるのが普通でしょう。早く言えば同じ時代を生き抜いてきた貴方の親や兄弟、友人と同じような存在だと思えばいいでしょう。彼らは人類が生きてきた同じ時代を生き抜いてきている存在です。泥棒がいれば、善人もいます。神を名乗るものもいれば、悪魔を名乗るものもいます。価値の感覚から云えば我々とは真逆になる場合が多いようですが。神様は嘘つきという事です。
　では私はと言えば、毎日のように聞いていますよ。無視する場合もあれば、同意する時もあります。お互いに話し合いながら高めあい人生を豊かにすると言う方向がベストのようです。彼らが騒ぎ始めた時期は、人生の先に明かりが見えなくなった時期に符合します。腹を立て始めていたと理解すればいいでしょう。復讐の思いが強く影響しているようです。たとえば原爆投下への憎悪が良い例です。
　ぎふ蝶の幼虫を観察するまで片栗の自生地に通うことにしました。いつも離れず就いてきています。
　

人を殺して刑務所に入る？無は無限大？

　18歳の少年が岡山で38歳の地方公務員をホームから線路上に突き落とし殺すという事件が報道されましが、殺人の直接の動機は刑務所に入りたいというものでした。
　刑務所に入りたいから人を殺す。この発想が何処から生まれるのか、真剣に調べるべきだと思いますがどうでしょう。
　刑務所に入る、人を殺すという発想は彼独自のものではなく、彼が生まれてから今日のこの日に至るまでに、彼自身の中に刷り込まれてきた物のはずです。狼に育てられた少年が狼少年と呼ばれたように。
　私が22歳も過ぎたと思う頃、確かな年代は思い出せませんが、大阪で働いていた頃、会社こそ違うが同じ職場で、TVカメラケーブルアシスタントとして働いていた友人が、タクシイ強盗をして刑務所に入り、出所した後、排気ガスを乗用車の中に引き込み自殺するという事件がありました。同じ職場の先輩に事件を聞き、2人で刑務所に面会に行きましたが、彼が出所して自殺したという報告を職場の友人から聞くまでに、どれほどの月日が経っていたかはもう思い出せません。彼は沖縄空手が自慢の沖縄出身者でした。
　人を殺して刑務所に入るということの重大さを18歳の彼は理解していたのでしょうか？
　3月24日の中日新聞の社説に、無は無限大だから、と書かれていました。無はゼロ、無は何も無いという事ではなく、無限の可能性を持った無限大に通じるとありました。しかし無と無限大、これは相容れない事象だと思います。
　そもそも無限大の発生は理論の破綻を意味する、理論物理学などでは昔から言われていることです。
　相対的な存在が何もない、いわゆる超対称性の状態に揺らぎが発生して、膨大なエネルギーが生まれ誕生したのが現在の宇宙です。熱エネルギーが状態を変え運動エネルギーと変化してゆく過程で現在の宇宙空間が発生したわけです。エネルギーは有限です。無限大のエネルギーでは時間も空間も生まれてこない。無限大という観念は人間が作った観念でしかない。無意味なものです。無はないということですが後に付く言葉で何がないのか言い表しています。
　無意識とは、絶対的意識（神、権力）から自己を開放することを意味しています。宇宙には中心はなく膨張も収縮も相対的な現象です。
　

　

光市母子殺害事件に思う

　今日の目覚めは昨日と違って久しく味わえなかった爽快さがありました。湿度56%温度26℃心地良い朝でした。午前5時過ぎ、気になっていた為替相場に目をやりましたが、アメリカのサブプライムローン問題が影響して、ひたすら円高に向かっているようですね。実は最近円安が気になりながらも外貨貯金に手を染めてみようかと思い、7月17日にユーロ外貨貯金口座を開設しました。7月21日からはっきりとした円高への流れが始まりました。大変な出来事でしたね。私のような形ばかりの自由人にとっては。　損切りは23日に行いました。約1万円の損失です。いつか帰ってくるとは思うのですが。

　朝のワイドショウ、山口県光市で起きた母子殺害事件に関する公判を取り扱っていました。この事件に対するマスコミの在り方がに気になっています。思想信条を裁判に持ち込むなとか、二人も殺した人間が死刑判決を受けないのはおかしいとか、非常に感情的な発言がなされていました。被告人の証言が反転したとか、検察側の死体検証では殺意があったとしか考えられないとか。　時代錯誤としか言えない発言が大勢を占めているようです。検察側の提出した証拠物件に果たして信頼を保障できるだけの根拠が在るかと言えば、疑うのが当然ではないでしょうか。証言の強制誘導、証拠の意図的な偽装。　裁判は犯罪者を裁くためにだけに在るのではなく、犯罪者を救う場としても在ることが、現代社会で求められる、それが当然と思いますね。

　厚生年金給付金の流用、社会保険庁NTTデーターに年金オンラインシステム、契約書なしで800億円支払う、1989年から2005年にかけて年金福祉施設などに1兆4千億円の年金給付金流用が行われる。現在の資産価値は4千億円にも満たないとか、断じて許せん。　

　米カトリック教会ロサンゼルス大司教区ロジャーマホーニー司教、50年間に及ぶ強制わいせつ事件に対して804億円の示談金を提示。何故50年間も隠され続けたのか、歴史の闇は神の世界にまでも及ぶ。