水俣 靖国 愛国心

 ４月２９日から５月7日まで休日を取っていますが今日まで遠出はしていません。情けない。4月初め頃、一戸建ての内装材を雨の中、大工と二人だけで半田市の現場に搬入しました。他の現場は中止と為りましたが、私の現場は資材を搬入しないと大工の仕事が出来ない為、大工の都合もあって搬入をしたのです、この事が原因で肩に痛みが出始めたようです。痛みで腕を動かせなくなりました。、痛みに気付いたのは4月の中頃です。最初は50肩と思いもしましたが、どうやら筋肉の炎症のようで、4月28日にはトイレットペーパーを260ケースほど、スーパーに納品して廻り、肩を余計に悪くしたようです。４時間ほどかけて５軒のスーパーを廻るのですが時給500円にもならない。情けない、これが我が運輸の仕事とは。幸い５月２日以降は痛みも引いてきたようで、自家用車のドアーも開く事が出来るようになりました。

　小泉首相が靖国参拝について中国や韓国が問題にしているが、他の国では、問題視されることは無いと言っていました。しかしパールハーバーを経験したアメリカ人はどう受け止めるでしょう。日本に正義があるとは決して言わないでしょう。靖国神社に祭られているのは天皇主権国家に命を捧げた人達で、現代にはそぐわないと云う意見も在ります。

　水俣病問題では「政府に責任を痛感、謹んでお詫びをしたい」と言っていますが、本心は何処に在るのか？政府の患者認定基準を変える事は無いと言っていますが、何故、裁判の判決に統一できないのか？政府とチッソの負担になるのを避けているとしか思えない。

　今の日本人に必要なのは愛国心ではない、隣人を愛する心です。気遣う心です。国の財政を破綻させ、競争心をあおり、人心を荒廃させたのは政府与党でしょう。

　愛国心を声高く叫び、戦争へと日本人民を駆り立てて行ったのは誰でしたか。逆らうものを牢獄につなぎ、拷問で転向を迫り、殺していったのはあの軍国主義者たちです。天皇主権国家の支配者たちです。彼らには真実は邪魔になるだけです。真実には蓋をし、大本営発表などという大嘘を作り上げ、戦争の地獄へ人々を追い立てていたのは天皇制国家を信奉する軍国主義者たちでした。

市民密告制度のはびこる日本など誰も望んではいない筈です。