アマゾンとチェリノブイリ

　２０日は山口まで走り帰り荷が取れなくて一泊、結局空荷で岐阜まで帰ることになった。こんなことは稀に有る事で、仕方が無いと言えば済むことだ。しかし今回は今までとは違った。２１日は休日扱いで泊まりの手当は付かないと言われた。要するに、金、土、日は休み、しかし金曜日は前日から車の中、岐阜に着いたのは２２日午前１時３０分、情けないことになった。
　最近チェリノブイリのドキュメンタリイを見た。４月２６日に起こった原子力発電所事故の惨劇。石棺で覆われた４号炉、清掃員と呼ばれた作業員たちの現状、IAEA国際原子力委員会の対応。どこにでも有る政府の無責任な態度、利権、そんなものがこのチェルノブイリまでにも及んでいるとは腹立たしい限りですね。
　アマゾンの熱帯雨林の４５％以上が喪失の危機に有る。こんな記事を見たらどう思いますか。牛肉がどんなに安いといっても、食する気にはなれません。BSE問題で輸入禁止のアメリカ牛とて同じです。地球温暖化の過程で１００年後には水位が２～４M上がると言うデータが有るそうです。ドナウ川が氾濫し、ニュウオリンズが水没し、異常な積雪で災害に悩む昨今、２度～３度の温度上昇はどんな結果を提供してくるのか、疫病の蔓延、生態系の破壊、海岸線の後退、食糧不足、想像を絶する事が起きるのでは。