ガザ＝ソンミ村事件、ベトナム （知床のヒグマ）

戦争は狂気と恐怖に支配された人間の愚行だ。ゾンビとなった兵士が難民を襲う。
絶対零度で波動は止まり宇宙は深い眠りにつく。
戦争は資本主義経済を発展、存続させてきた。
資本主義経済は戦争によって破壊と再生を繰り返す。
第一次世界大戦、太平洋戦争、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、アフリカ紛争、・・・・、ウクライナ戦争。
ベトナム戦争ソンミ村事件（恐怖と狂気と薬物に支配されたアメリカ兵が村人を見境なく殺戮。）が今ガザで再現されている。（ソンミ村虐殺事件は、ベトナム戦争中の1968年3月16日、アメリカ軍兵士がクアンガイ省ソンティン県ソンミ村ミライ部落で非武装のベトナム人住民を虐殺した事件。）

まさに今、イスラエル兵がガザの難民に恐怖を抱き、銃口を向け、無慈悲な殺戮を実行している。
飢えた難民が食料を求め押し寄せる。この状況を意図的に作り出したのはイスラエルに他ならない。
ハマスを口実に、飢え、医療施設も破壊された難民から、食料援助を切り離したイスラエルの行いはパレスチナ人に対するジェノサイドだ。
ハマス≠パレスチナ人。パレスチナ人≠ハマス。どちらも愚問だ。
戦争は狂気と恐怖の坩堝。声高に己の正義を叫んでも、戦争は狂気でしか無い。
ジキルとハイド、吸血鬼ドラキュラ、ゾンビが主役を演じる戦場に他ならない。
タイムマシンで行く未来に世界は存在するのか？
アメリカは戦争を背景にして経済大国へと発展し続けてきた。
共産主義国、社会主義国との対立を背景に軍需産業は発展し続けている。
資本主義経済の狂気は軍需産業そのものだ。
軍需産業無しには資本主義経済は成り立たない。資本主義経済の狂気の根源だ。
日本も同じ道を歩もうとしている。
金銭欲に塗れた公明党に仏教徒を名乗る資格は無い。
難民≠人口爆発、人口爆発が資本主義経済を維持させる必須条件。
人口増加無しに資本主義は存続できない。
人口を減少させることが恒久平和の必須条件だ。

破壊が止まらない。時間が止まった？。ガザ （知床のヒグマ）

時間が止まった？。ガザ、イスラエル、ウクライナ、タイ、ミャンマー、ロシア・・・。文明は破壊の連鎖だ。
破壊が止まらない。
イスラエル建国時には、ホロコーストからの生還者達は日陰の存在だった。
イスラエル国家を勝ち取ったユダヤ民族にとって、彼らは武器を取って戦おうとしなかった惨めな敗者として認識された。
信じられないだろうが事実だ。敗者は常に軽蔑の対象になる。
日本でも勝ち組、負け組と騒いでた時期があった。
民主主義にとって選挙は必須条件では無い。
選挙を必須条件と信じている政治家や学者がいる世の中ではまともな意見は通用しない。
選挙は覇権主義者、権威主義者、ファシスト、等にとって自らの正当性を誇示する格好の手段になっている。
民主主義では多様性の保証が必須条件になる。
多様性を伴わない思想、宗教、政治体制、経済システムは、民主主義を破壊する。
権力の暴走を容認し実行する。
暴力。金に塗れた汚職。多様性の破壊。道徳教育を叫ぶ自民党。反民主主義を象徴する要素だ。

多様性は進化の必須条件。
覇権主義、権威主義、資本主義、金権主義、全体主義は社会の進歩を阻害し、市民生活を破壊する。

市民を殺戮し時間を止める？。
血に塗れた廃墟が硝煙の中に浮かぶ。
喜びに満ちた記憶は無残に破壊され、血に塗れた苦悩と悲鳴だけが廃墟に残る。
イスラエル、ウクライナ、タイ、ミャンマー、ロシア、日本だ
戦争は時間を止め？人間が生きてきた記憶を破壊する。
相互作用の結果として宇宙は存在し、市民社会は発展してきた。
戦争は時間を止め？、多様性を破壊する。
宇宙は多様性の宝庫だ。138億年を生きている。・・・資本主義は地球を破壊する。
多様性＝民主主義？ 文明は破壊？多様性を否定する？。

イスラエル軍の暴走とホロコースト

AIが支配するイスラエルは「ユダヤ教徒に対するホロコースト」を語る資格は無い。。
新植民地時代の幕開けを再現するイスラエルのガザ浄化作戦はAIが主導している。
AIが主導するイスラエルのガザ爆撃作戦では、ハマス戦闘員一人に「民間人百人の犠牲」は許容範囲。
ハマス幹部一人に「千人の民間人犠牲者」は合理性があると判断する。この計算で千人のハマス戦闘員を殺害するのに十万人の市民犠牲者が出てもAIは合理性があると判断する。日々放映される「廃墟と化したガザの映像」はAIの効率を優先させた「ハマス殲滅作戦」の象徴的な映像だ。　
AIが、ハマスが潜んでいると判断する居住区は瞬時に廃墟と化す。瓦礫の下に生き埋めになっている民間人の存在は無視され、血に塗れた子供達の泣き叫ぶ声は認識さえされない。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本などの先進国はイスラエルの略奪、虐殺行為を擁護する。AIによるハマス殲滅作戦の合理性を主張している。
AIを駆使した戦争は文明社会ではその合理性を際立たせる。欧米諸国は非難するどころかAIの優位性を取り込もうとしている。
人命よりコスト。自由資本主義を象徴する言葉だ。
ジキルとハイド。
キリスト教徒、ユダヤ教徒は新植民地時代への回帰を容認するのか？。
大英帝国ヴィクトリア朝、暗黒の資本主義開明期、貧困にあえぐ市民。労働者は新天地を求めて新大陸へ渡った。
キリスト教徒にとって新天地アメリカは神が用意した新大陸。
先住民を僻地に追いやり、開拓地を広げてゆく。銃と聖書が彼らの武器、正義だ。
タイタニック号事件もこの時代に起きた悲劇。自由資本主義を象徴する。
小型観光船「KAZU　Ⅰ（カズワン）」海難事故を連想する。
ヨーロッパからの入植者達は未開の地を侵略し。資源略奪。先住民虐殺などを実行しながら、キリスト教を広めてゆく。新植民地時代の幕開だ。
先住民は奴隷的労働を強いられ貧困に喘いだ。黒人奴隷はアメリカ大陸に家畜以下の状態で、大量に運ばれた。
大英帝国、スペイン、オランダ、フランスなどは膨大な富を築いてゆく。
イスラエル軍がガザで行っているパレスチナに対する民族浄化作戦は、アメリカ開拓史を彷彿とさせる。自由資本主義の幕開けだ。
新天地を求めてガザへ入植する移住者達は、銃と斧と、聖書を武器に、先住民を追い立て略奪を実行する。
イスラエル軍は入植者を守る騎兵隊だ。
ガザを支配するイスラエル軍の正義は、キリスト教徒、ユダヤ教徒を狂気の闇に巻き込んでゆく。
先住民を飲み込み始めた暗黒の闇は血に塗れた恐怖の悪臭で満ち始める。

現代版ジキルとハイド、ドラキュラ、タイムマシンだ。
テロリストは「民間人を盾にする」という権力者達の決まり文句はベトナム戦争以来絶えることがない。

未来戦記にとりつかれた山本五十六 （知床のヒグマ）

未来戦記にとりつかれた山本五十六。
ロンドン軍縮会議では軍の使い走りを演じ英雄視される。
アメリカ駐在中に読んだ「未来戦記」。
真珠湾奇襲攻撃の16年前に書かれた本。
海戦の主力は戦闘機になると予測し、実証した。
近い将来日本は真珠湾奇襲攻撃を実行、南方進出を図ると予測。
アメリカは苦戦を強いられるが、体制が整えば日本軍を駆逐してゆくと書かれ、詳細な戦略、戦術が書かれていた。
山本五十六はこの本を読んだ。海戦における戦闘機の優位性に強く惹かれる。
アメリカでは取り立てて注目を浴びなかった本に山本五十六は取憑かれた。ゲームボーイだ。
山本五十六は、戦闘機を主力にした機動部隊による海戦を夢見るようになる。真珠湾攻撃に取憑かれる。
海軍に憧れた軍国少年が、戦闘機による機動作戦に夢を託すようになる。
ミッドウエイ海戦では機動部隊を一カ所にまとめて配置した戦術をとり惨敗する。
アメリカ海軍は空母を散在させ「万が一に備えた戦術」をとる。
空母一隻が発見されても被害は最小限に食い止められる。
日本艦隊は集中攻撃に晒され壊滅する。山本五十六の無能さが暴かれた一瞬である。
軍国少年山本五十六が皇国日本を戦争の泥沼に引き込むこととなる。
太平洋戦争は真珠湾奇襲攻撃の一時間前に始まっていた。
イギリスへの宣戦布告無しに南方侵攻作戦が実行された。

蒋介石の世界戦略と真珠湾奇襲攻撃 （知床の流氷）

日米開戦を待ち望んだ蒋介石。その先にあったのが真珠湾奇襲攻撃。
アメリカの対日政策に失望した蒋介石が最後に頼ったのがチャーチルだ。
蒋介石の日記に記された1941年十二月八日。
「本日、我が国の抗日戦略の成果は頂点に達した。」蒋介石の思いが結実した瞬間だ。
戦後、蒋介石の日記が公表され、日本が敗戦に至る道筋に新たな光が当てられた。
中国が決定的な役割を果たしていた。
「親愛なるルーズベルト大統領、極東の問題を解決する鍵を握っているのは貴方です。」
蒋介石は大量の書簡を使った外交戦略やプロパガンダでアメリカの干渉を導き出そうとしていた。
蒋介石はアメリカの参戦を求めていた。
イギリスやアメリカの資料は、日本がアメリカとの開戦を踏み止まる機会が何度も有った事を示している。
当時総理大臣だった近衛文麿や閣僚や軍部が、中国の動向や世界の潮流を見誤り自ら破滅への道を突き進んだことが明らかになった。
皇国日本が、中国の国際的な外交戦略で破滅への道を突き進むことになる。
・・・・日中英米知られざる攻防。・・・・
1937年7月7日、北京の郊外、盧溝橋で起きた事件が八年に及んだ日中戦争のきっかけとなった。
その六年前に起きた関東軍による謀略事件、満州事変。当初、蒋介石は日本との戦争には消極的でした。しかし盧溝橋事件で日本への徹底抗戦を決意する。一対一では勝てないが第三国の力を利用出来れば日本に勝つことが出来る。蒋介石の世界戦略だ。
1941年八月九日。イギリスもアメリカもソ連も日本との戦いは望んでいなかった。
「日本が自滅の道を歩まない限り、我が国の活路は切り開かれない。」蒋介石の苦悩は続いた。
1937年八月十三日第二次上海事件が勃発した。蒋介石が巧妙に準備した戦いであった。近衛文麿は「暴支膺懲」中国を成敗して懲らしめるという声明を発表。しかし、初の苦戦となり二ヶ月で二万人の死者を出す。
日中戦争への国際的な干渉を引き出すことが蒋介石の狙いだった。
欧米列強の領事館や外国人居留区が集まる国際都市だった上海。
蒋介石は精鋭部隊をあらかじめ投入、トーチカで日本軍を待ち構えていた。
上海を戦場にする事で日本の蛮行を世界に知らせようとした蒋介石。
日本兵が「飲まず食わずの戦争でいっそ死ねばどれほど楽かと思う」という日誌を残している程の過酷な戦いだった。
当時、第一次世界大戦を通じて巨額の富を手に入れていたアメリカは伝統的に他国との戦いを避ける孤立主義を貫いていた。
1937年十一月中国の訴えを受けて日本への対応を検討する国際会議がベルギー、ブリュッセルで開かれた。しかし日本への非難声明は出されたが、具体的な制裁には触れられなかった。
世界をリードするアメリカが制裁の回避を主張、他の国も同調した。
「アジアにおける平和と安定を望むならば政治上ならびに経済上の安全が保証されているという感覚を日本に与えなければならない。」（アメリカ国務省・政治顧問スタンリー・ホーンベック）
中国側に二十万人近い犠牲者を出し国際都市上海は陥落。蒋介石の望んだ日中戦争の国際化は実現しなかった。
この時期、日本はソビエトの脅威を背景にドイツを仲介とした和平交渉に乗り出していた。
抗日政策の放棄や上海地方を非武装地帯にする事など、中国も妥協可能な条件で水面下の交渉を探っていた。蒋介石もこの条件で交渉に応じる姿勢を示していた。
直後状況が一変する。日本の派遣軍が首都南京を一気に攻略。日本の政治家や軍人が和平条件のつり上げを主張。近衛もこれを追認。
その時の心境を綴った外務省、東亜局長・石射猪太郎の日記には、仲介のドイツ大使は「蒋介石はこれでは聞くまい」とその通り、「こんな条件で蒋介石が講和に出てきたら彼はアホだ。」と書いている。
日中戦争の早期収拾を目指していた日本、その好機を自ら逃すことになる。
1937年十二月の蒋介石の日記。
「もし日本が柔軟な条件を提示していれば政府内で対立が起き動揺すると懸念していた。今この様な過酷な条件を見て安心した。」
1938年一月。第一次近衛声明。「帝国政府は爾後国民政府を相手とせず。」日本軍は泥沼の戦いに突入していく。
蒋介石は重慶に拠点を移し長期持久戦へと戦略を変えていく。
日中戦争が始まってから一年あまりで百万人の兵力を投入してきた日本軍､その後も作戦のたびに多くの将兵が大陸にかり出された。
蒋介石の最大の課題はアメリカの関心を引き出すことだった。
1938年五月、本国から送られた二万ドルを使いアメリカのスチムソン委員会（日本の侵略に加担しないアメリカ委員会）に働きかけ、良い成果が出ていると報告。スチムソン委員会の発行するブックレットの表紙には日本の飛行機から落とされる爆弾はMADE IN USAと書かれ、アメリカの姿勢が日本の中国侵略を支えていると訴えていた。
アメリカは孤立主義的政策を修正。1939年7月26日、日米通商航海条約の破棄を通告。日本への経済制裁をちらつかせた。
中国の惨状を知ったアメリカ市民の八割以上がこの政策に賛同した。
1940年9月27日。日本はドイツイタリアと三国同盟を締結。近衛は「世界恒久の平和と進歩のため協力邁進する」と声明を出した。

蒋介石は日記にこう記した。「このニュースが事実ならば抗日戦の困難がまた一つ減ったことになる。まさに人知の及ばない神の助けで有る。」
「日本はドイツイタリアと協力関係を築いたが実際の効果は得がたく自身の孤立を深め危機を招くだろう。」と部下に語っている。
三国同盟の仮想敵国はアメリカであった。イギリスとの戦争に参戦させたくないドイツ。中国との戦争に参戦させたくない日本。枢軸国の思惑が中国とアメリカを接近させる。と蒋介石は見ていた。
当時日本の閣僚らが語っていたのはドイツへの懸念であった。戦後ドイツは南洋支那などを狙って経済的に進出してくる。蘭印・仏印については日本の政治的指導権を認めない。これに対処しなければならない。ドイツ勝利の後、英仏のアジア権益を分け合う事が狙いでした。日本にとって非常に重要な東南アジアの植民地がドイツの手に渡ってしまうことを危惧していた。
一年前、1939年9月1日。第二次世界大戦が勃発。
1940年になるとドイツの圧倒的な攻勢によりヨーロッパ諸国のアジア権益を巡る状況が激変。援蒋ルートと呼ばれる中国への支援ルートが断たれ（ビルマ・イギリス領、インドシナ・フランス領）蒋介石は持久戦の維持が困難に為っていた。
1940年10月16日。蒋介石は英国大使との会談で、日本への抗戦を止めることを示唆。米英への老練な外交戦略を展開する。
イギリスは本土攻略を狙うドイツと「バトル・オブ・ブリテン」と呼ばれる熾烈な戦いを強いられていた。「中国が手を引くと日本の目がイギリスのアジア権益に向けられる。我々が望むことは仲間として利害をともにする事だ。」と蒋介石は主張。
アメリカは日本へのくず鉄の輸出を禁止。一方、中国は五千万ドルの借款の追加と航空機の提供を受ける。
1940年11月14日。蒋介石の日記には、イギリス・アメリカとの同盟が結べないなら、日本との戦争の継続を考え直さなければならないと書かれている。
1940年11月28日。日本は汪兆銘政権を承認。
1941年7月28日。日本は南部仏印に進駐。中国との戦争維持のための資源獲得に動いた。
アメリカの対日石油全面禁輸を招くことになる。
蒋介石はアメリカに積極的な働きかけを行う。イギリスとソ連と中国の同盟の提案を依頼。イギリスとアメリカによる太平洋防衛会議に参加する許可を求める。
しかしイギリスとアメリカはこの提案を拒否。
1941年8月20日。蒋介石の日記。「英米政府の本音と対応は極めて卑劣だ。日本に対して、ただ現状維持だけを希望している。」
「日本の中国侵略を容認。その本質は黄色人種に殺し合いをさせることだ。」
1941年11月。アメリカが各国に意見を求めた対日暫定協定案。その骨子は、日本が南部仏印から撤退すれば一定の物資提供を維持するというもの。中国からの撤兵は消えていた。　　蒋介石は強い危機感を各国の首相に訴えた。
　「日本軍の撤兵問題が解決されないうちにアメリカの日本への経済制裁が緩和されれば中国の抗日戦は失敗し、民主主義に対するアジア民族の信頼も崩壊する。」
このとき太平洋戦争開戦へと強い舵取りをしたのがチャーチルであった。
チャーチルはルーズベルトに電報を送り暫定協定案に強い懸念を表明した。「中国が崩壊すれば我々の直面する危機はさらに大きくなる。」
チャーチルが怖れていたことは、日本が条件をのむことでアメリカが参戦に踏み切らないことでした。
ナチスドイツとの厳しい戦いを強いられていたイギリスにとってアメリカの参戦は勝利への絶対条件であった。
「最も重要なことは中国が戦い続けることだ。」
アメリカは暫定協定案を破棄。改めて交渉の条件を示した。
「日本は中国から軍隊と警察の全てを撤退すること。」日本はこの条件を最後通牒と受け取る。
1941年12月8日。アメリカとの開戦、真珠湾奇襲攻撃が決行された。
・・・・・蒋介石の対米工作の成果が頂点に達した。・・・・・（開戦　　太平洋戦争　　日中英米　　知られざる攻防）より

世界の富豪はヒトラーを愛した （知床の流氷）

　　　　　　新映像の世紀・・・時代は独裁者を求めた・・・を見てしまった。
　　　　　　ヒトラーを支えたアメリカ企業が第二次世界大戦で莫大な富を築く
　　　　　　　・・・呪われた資本家達の実態が暴かれた瞬間です。・・・・。
　ヒトラーを経済政策の天才と言う人もいるが、これは正しくない。ヒトラーのナチズムは、純粋に独創的な思想ではなく、フォーディズムの模倣だからだ。
　　　　　　　　　　ヒトラーはヘンリー・フォードを熱烈に崇拝。
　　　　　　反ユダヤ主義や反共主義をヘンリー・フォードから受け継いだ。
　　　ロックフェラー　デュポン　GM 　IBM 等はヒトラーへの援助を通じ巨額の富を築いた。
　菅原出氏は次のように述べている。
「１９２０年代からソ連邦の崩壊にいたるまで、アメリカの外交戦略には、明確なパターンがあった。それは『共産主義に対抗するために独裁者を援助し、育てる』というものである。
　この最悪の例がヒトラーのナチスだったといえる。
　第一次世界大戦で敗北したドイツが、十数年後にはヨーロッパを席巻する軍事大国になれたのは、ブッシュ大統領の一族など、アメリカ政財界の『親ナチス派』の援助に負うところが大きかった。
　戦後、この親ナチス・エリート集団は、反共工作のために各国の独裁者、麻薬王、そしてイスラム過激派とも手を組んだ。
　多くの場合、みずからが育てた独裁者たちと対峙することになる。」
　　　　　　・・『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』（草思社）より・・・
　　　　　「フォード社」の創業者ヘンリー・フォードは、熱烈な反ユダヤ主義者。
　１９１９年に『ニューヨーク・ワールド』誌で初めて反ユダヤ主義を表明し、１９２０年にはユダヤ人に対する悪意に満ちた『国際ユダヤ人』を出版した。
　ヘンリー・フォードはヒトラーを溺愛し、１９２２年から、ナチスに資金援助をした。その見返りとして、ヒトラーはフォードの大統領選挙立候補を助けるため突撃隊の派遣を申し出た。
　ヘンリー・フォードが書いた反ユダヤ主義の本『国際ユダヤ人』（１９２０年）は、１６ヶ国語に翻訳されている。
　戦史作家である児島襄（こじま のぼる）氏によると、ヒトラーの著書『我が闘争』に書かれた、ユダヤ人批判の部分は、『国際ユダヤ人』の内容に類似している。
　１９２３年に入ると、ヒトラーは公然とヘンリー・フォードを礼賛し、ミュンヘンの自宅の居間にフォードの肖像画をかかげ、来訪者にドイツ語版の『国際ユダヤ人』をプレゼントしていたという。
　　※ ヒトラーの『我が闘争』において、唯一言及されているアメリカ人がヘンリー・フォードだった。※
　ヘンリー・フォードは１９３８年の７５歳の誕生日に、「ドイツ大鷲十字章」を、ヒトラーから授与されている。
　フォード親子はドイツ陸軍の輸送部隊の主力となった５トントラックの部品の製造を始め、ドイツへのタイヤ輸送を手配、タイヤ輸出の３０％をナチスが支配する地域に出荷していた。
　１９４０年、「フォード社」は、ナチス占領地域にあるフランスのポアシーに自動車工場を建設し、ドイツ政府に納入するための航空機エンジンの製造に着手。この工場はドイツ陸軍のトラックや軍用車両の製造も手がけた。
　北アフリカにも自動車工場を建設し、ロンメル軍団のためにトラックと装甲車を製造。
　１９４２年には、ナチス・ドイツで使用されていたトラックのうち、約３分の２をフォード製が占めた。
　　　デュポン一族が経営する「ＧＭ」とナチスの関係は、フォードに負けず劣らず親密だった。
　　　　　　　　　ナチスとの関係は、ヒトラーが政権を握った時から始まった。
　デュポン一族は、アメリカで結成された複数のファシスト・グループに政治献金をしていた。
　反ユダヤ主義や反黒人を唱える「アメリカ自由党」。１９３３年に１２５万人もの会員がいた「クラークの十字軍」と呼ばれる組織も含まれていた。
　１９３９年になると、ヒトラーは「スタンダード石油」と契約を結び、「スタンダード石油」製の何種類かの合成ゴムを取得した。この契約は真珠湾攻撃後まで継続。
「スタンダード石油」はアメリカ合衆国に対して合成ゴムの供給をしていない。
「スタンダード石油」（ロックフェラー財閥）（エクソン）と「Ｉ・Ｇ・ファルベン社」は、世界中で獲得した石油と化学製品を独占、世界市場を分割していた。
「スタンダード石油」は、イギリスの系列会社である「エチル社」を通じて、「Ｉ・Ｇ・ファルベン社」にテトラエチル鉛を供給、ドイツ空軍が戦えるように手助けをした。
この結果、ドイツ空軍はロンドンを空爆することができたのである。「スタンダード石油」はテトラエチル鉛を日本にも供給し、日本軍が第二次世界大戦を戦う手助けをした。
「Ｉ・Ｇ・ファルベン社」はアメリカ企業、特に世界最大の石油会社「スタンダード石油」ロックフェラー財閥（エクソン）と密接な関係を築いていた。　　　　　　・・・・・による・・・・・
　　　　　　　　・・・・・呪われた資本家達の実態を知ることが出来た瞬間です・・・・

核兵器先制攻撃禁止法案に反対？ 国旗損壊罰則法案？ (知床のヒグマ)

日本政府が核兵器先制攻撃禁止法案に反対？　国旗損壊罰則法案？
　イスラム法では目には目を歯には歯を！と象徴的な言葉を並べるが、隠れた言葉がにじみ出る。
　言論には言論！暴力には暴力を！左の頬を打たれれば左の頬を打て！愛には愛を！武力には武力を！制裁には制裁を！信頼には信頼を！・・だろう。
日本政府の欺瞞には程ほどの嫌味が必要だ。二枚舌を使う日本政府要人達。今に始まった事では無い。
国旗損壊罰則法案？・・・　（そもそも手元にある国旗は私物のはずだ。）
国旗は誕生した時から踏みにじられ、破られ、燃やされる運命を背負っている。国旗は象徴として存在してきた。まきの代用にされ、傷ついた体を守る布にもなった。古くなり染みが付きカビが生えれば捨てられる。灰になる。
　まさに表現の自由が踏みにじられる象徴的な存在だ。
天皇の遺影を燃やす行為のどこに非がある。写真は私物だ。最後には灰になる。
罰せられる対象は民衆ではなく国家の要人たちだ。安倍晋三、トランプ、ミャンマー軍指導部。象徴的な存在だ。国旗を貶めている。
核兵器廃止法案に異を唱え、核の抑止力にすり寄る姿勢を鮮明にしながら、核兵器先制攻撃禁止法案に反対をする。戦術核兵器の開発の後押しをしている。
軍需産業の手先に成り下がっている。目先の利益に執着しながら落ちぶれてゆく政府官僚が浮き彫りになる。官製事業で成功した事業は皆無に等しい。日本の実情だ。
　金メダルには程遠い国家。日本だ。
・・・せめて一度でいいから金メダルをくれ・・・

南雲中将、山本五十六大将。 同姓同名 岸信夫 (知床の流氷)

　　　大橋膵石の虎　　大野伴睦の背後に描かれた虎（渡辺恒雄が語る戦後日本）
　　　　　岸信介を刺した荒牧退助は後に大野伴睦の院外組織に在籍。

　南雲と山本との確執は真珠湾奇襲攻撃以前から存在。南雲中将はサイパンで自決。
　
　南雲は昭和16年(1941)に第一航空艦隊司令長官に任ぜられる。空母を基幹とする機動部隊であり、水雷の第一人者の南雲にとっては畑違い。この人事は吉田海軍大臣と山本五十六連合艦隊司令長官によって決められた。
海軍内の年功序列(ハンモックナンバー)。航空であれば、南雲の1期下の37期に小澤治三郎、40期には山口多聞、大西瀧治郎らがいた。
無謀にも、航空指揮の経験のない南雲が選ばれた。
　南雲が聞かされた作戦計画とは、航空攻撃によって真珠湾の敵艦隊を叩く奇策ともいうべきもの。
山本長官が発案し、黒島亀人連合艦隊参謀らが練り上げたシナリオ。あまりにも投機的であり、南雲が二の足を踏むのも当然。
　南雲の補佐役として、草鹿龍之介が参謀長となり、航空作戦の実質的な判断は航空参謀の源田実となり、南雲機動部隊は「源田艦隊」と陰口を叩かれることになる。
・・・・・

　山本五十六は自己顕示欲の強いギャンブラー。天皇崇拝思考と武士道に凝り固まった軍国主義者。天皇陛下の忠臣を自認する古風な精神主義者。
　常に自己確証バイアスが働いている。自分が優位に居る事を示そうとするバイアスが働く。真珠湾奇襲攻撃案はその典型と云える。真珠湾奇襲攻撃を提示した時点で博徒の確証バイアスがかかり始める。
　山本は戦争が持つ全体像を見失っていく。抜いた刀の収めどころを失い途方に暮れる。　　　　　・・三島由紀夫を思い起こす。（抜いた刀は関の孫六）・・
　既に日本帝国は敗戦への終着駅直前にいた。戦況は、敗戦の深い闇へと大日本帝国を招いていた。
　　　　・・・・・・
　1927年（昭和2年）8月24日、美保関事件で軽巡洋艦「神通」艦長・水城圭次が自決した際、駐米武官・伊藤整一が「死んでは意味がない」と述べたところ、山本は「死を以て責に任ずる事は、我が武士道の根本である。君の様な唯物的考えは、役に立たぬ」と叱りつけている。

　山本は真珠湾攻撃の持つ意味を理解していなかった。
・・・奇襲をかけた時点で負けという認識に欠け、海戦では航空機が決定的な優位をもたらすという事実をもアメリカに悟らせてしっまた。　　　初戦である。
情緒不安定な大日本帝国が決定的に不利な戦況の下で切れてしまっている。
　真珠湾奇襲の時刻を宣戦布告より優先した事に疑問を持つ。錯乱状態と焦りを顕わにしている。・・・・
・・・・イギリス国民にはアメリカが参戦するという大吉が出、ヨーロッパ戦線ががらりと変わる事に為る。
山本は終戦への戦略を持たないまま博徒の本性を曝け出したと云える。・・・・
　・・・・軍需物資が決定的に不足している状況で戦線を拡大した罪は重い。目的を達成できないまま奇襲は失敗に終わる。山本の精神状態は緊張感を無くし放心常態に堕ちる。なげやりである。・・・・
　6月5日、ミッドウェー海戦において艦隊司令部は、敵機動部隊が真珠湾を出港したことを察知したにもかかわらず南雲艦隊へ伝えることを怠った。4日ごろには敵機動部隊が接近している兆候をつかんでいた。
幕僚が「南雲艦隊に知らせますか？」と山本に相談したが、山本は「敵に無線を傍受される恐れがあるし、南雲たちも気づいているだろう」と返答し、南雲艦隊へは伝えられなかった。
・・・この無頓着は何を意味するのか？信じられない精神状態といえる。・・・
　・・・偵察機が雲の上を飛び帰還するなど在りえない事態。・・・　
確証バイアスに取り込まれた南雲、山本は地獄絵図を見る事になる。

　南雲艦隊は、ミッドウェー島攻撃中に敵機動部隊から攻撃を受け、主力空母4隻他を喪失する大敗を喫する。
山本は戦艦「大和」に座乗し、米軍とは交戦しなかった。
山本は、空母「赤城」、「加賀」、「蒼龍」の被弾炎上という急報を「大和」の作戦室で渡辺安次と将棋を指しながら受け取ったが、「うむ」「ほう、またやられたか」とつぶやき、将棋を指し続けたという。
　翌日昼、ミッドウェー島を砲撃する案を渡辺が提案し黒島が同意するが、山本は却下。山本は幕僚に、敗因責任は私にあると言い、第一航空艦隊参謀長・草鹿龍之介に批判的な黒島に対しても「南雲、草鹿を責めるな」とくぎを刺す。
・・・ [死を以て責に任ずる事は、我が武士道の根本である。]と云う山本の信念は虚飾なのか？・・・
　帰還後の作戦研究会でも責任の追及や敗因研究が行われることはなかった。
7月12日、山本以下連合艦隊司令部参謀達（宇垣は参加せず）は料亭で宴会を実行。土肥一夫少佐によれば何事もなかったかのように陽気であったという。ミッドウェー海戦大敗後、南雲艦隊の将兵に緘口令がしかれた。山本は名刺に近況を書き愛人・河合千代子に送っている。
　・・・海軍兵学校監事長・大西新蔵中将は、1945年（昭和20年）8月15日の玉音放送後、全校生徒を前に「ミッドウェー海戦で負けた時、Y元帥は当然腹を切るべきだった」と断言し、温情主義と情報の隠蔽が敗戦を招いたと指摘。・・・

　8月28日、前線拠点トラック島に進出し、作戦立案と指導を行う。山本は「大和」の甲板から最前線へ向う駆逐艦や潜水艦を見送った。
駆逐艦や潜水艦の乗組員達は、厳しい戦いの中でトラック泊地から動かない「大和」や「武蔵」を「大和ホテル」「武蔵屋御殿」と揶揄した。
大西瀧治郎も、この頃には「大和」から動かない山本を批判するようになっていた。

　ガダルカナル島の戦いで苦戦する一因となったヘンダーソン飛行場を破壊すべく、戦艦「大和」「陸奥」を率いて最前線に赴くことを検討し、陸軍大本営参謀・辻政信にも伝えたが、結局取りやめている。
　新潟県出身兵で構成された歩兵第16連隊は全滅。ガダルカナル島の３万にも及ぶ日本兵は飢えと疫病に怯え餓死の恐怖を知る事に為る。31400人の兵士のうち21000人が戦死。75％は疫病と餓えによる戦死である。

　　　・・・・・・
　1929年（昭和4年）11月、海軍少将に進級.ロンドン軍縮会議に参加。海軍随員であった山本と山口多聞は軍縮案に強硬に反対、日本側代表は混乱した。対米7割を主張し、首席全権の若槻禮次郎を困らせ、大蔵省から派遣された賀屋興宣が、軍備の大きい負担には堪えられないとした際には「賀屋黙れ、鉄拳が飛ぶぞ！」と怒鳴り賀屋を黙らせる。
山本は、米国海軍と戦う時、空襲を以て敵に痛烈なる一撃を加え、然る後全軍を挙げて一挙決戦に出るべきである」と進言。

　1933年（昭和8年）夏、日高実保（大尉、海兵50期）は雷撃訓練に対空砲火や敵戦闘機妨害の概念を取り入れるよう主張し、高々度高速発射砲や魚雷の改善を求る。柴田大尉は戦闘機の機銃の射程延長と照準器や兵器弾薬の発明の必要性を訴える。　　　山本は言語道断と否定した。
「そもそも帝国海軍のこんにちあるは、肉迫必中の伝統的精神にある。今後、1メートルたりとも射距離を延ばそうとすることは絶対に許さん」と叱責したという。
　・・・・柴田は「山本のようなわけのわからないのがいると必ず負ける、歴史を無視した精神偏重。戦闘機や技術開発に努めるべきだ。山本には能力も英知も欠けている」と批判。・・・・
　山本は横山大観から絵の呈上の申し出があった際には、芸術にひたる余裕なしと断っている。
　空軍独立論について、陸軍が主導権を握ることを懸念し,強硬に反対した。陸海軍航空隊との指揮権を統一する提案が出た際も、反対している。
・・・・一貫して他者の進歩的な提案を否定し、権威を振りかざしている。日露戦争、ノモンハン戦争の反省もない。竹やりで本土決戦を強制した大本営そのままだ。・・・・武士道精神と騎士道精神があれば竹やりで敵を制することが出来るのか？、一億総玉砕を叫ぶ軍部に盾突くものは？。・・・

　同姓同名、岸信夫。
安倍晋三の弟、衆議院議員防衛大臣岸信夫です。長男は三菱パッケージングの社長。
最近、新聞紙上で記事になった岸信夫は三菱航空機元副社長。スカイドライブ最高技術責任者ＣＥＯ。スカイドライブの社長はトヨタ出身の福沢知浩社長。日本政策投資銀行、ＮＥＣなど十社から三十九億円の資金を調達。ベンチャー企業です。

慰安婦施設RAA・戦後ゼロ年東京ブラックホール。 知床のヒグマ

　　　戦後ゼロ年東京ブラックホール。　貴志 謙介元NHKディレクター・プロデューサー
　占領軍の要求に屈した日本政府が慰安婦施設を設置した。
　2020年令和。安倍政権はこの愚行をカジノ設置という形で再びさらけ出す？・・。
令和二年1月18日。戦後ゼロ年東京ブラックホールが再放映された。BS1 PM3:00。　25日にはPⅡを放映する。P1を視聴したのはPM3時半過ぎから。チャンネルを変えて初めて気付いた。全編を見たくて調べた結果探し当てた。　　戦後ゼロ年東京ブラックホール。　戦後ゼロ年東京ブラックホーPartⅡ　　　
終戦後わずか2週間「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた
敗戦をめぐる記憶は日々確実に薄れている。
みじめな焼け跡暮らし、占領の屈辱、飢え、虚脱感、思い出したくもないヤミ買い。高度成長という威勢の良い華やかなサクセス・ストーリーの陰で、暗い役回りを押し付けられたせいかもしれない。

だがもっと本質的なことは、敗戦直後の時代には、その時代を経験した人であっても知ることのできなかった秘密がたくさんあるということだ。

占領軍は、情報をコントロールしていることを悟られないような巧妙なやり方で検閲をおこない、メディアを支配する情報戦を仕組んでいた。その結果、占領政策にとって都合の悪い出来事や情報は隠されたまま、いわばブラックホールのなかへ姿を消してしまった。
ところがここへ来て、戦後ゼロ年をめぐる新しい視野がもたらされようとしている。機密資料の公開である。2007年に機密解除された10万ページのCIA文書、150万点に達するGHQの検閲記録がある。A級戦犯に対するIPS(国際検察局)の尋問記録やアメリカ戦略爆撃調査団の調査報告も公開された。

時計の針を敗戦から3日後の1945年8月17日にあわせてみよう。

日本政府がつくった「性の防波堤」
この日、組閣された東久邇内閣の国務大臣に就任した近衛文麿がなによりも急いだことは何だったか。

実は近衛は入閣直後、ただちに警視総監の坂信弥を呼びつけ、米軍相手の売春施設を作るよう要請したのである。

「国策売春組織」、「特殊慰安施設協会（RAA）」であった。

RAAをめぐる公式記録『R・A・A協会沿革誌』はこう述べている。

〈R・A・A協会が、その使命を忠実に達成する為、真先に開業したのは慰安所である。進駐軍将兵にとって、何よりも先ず慰安すべき面はセックスの満足であった〉

電光石火のごとく霞が関が動いた。外務省・内務省・大蔵省・運輸省・東京都・警視庁など、主要官庁がこぞって協力。座長役を務めたのは、大蔵省の主税局長・池田勇人（のちの首相）である。池田の号令で大蔵省がポンと3300万円を出す。現在の価格に換算すれば10億円を超える。占領が始まる前に、政権の中枢にいた政治家や軍人、そして官僚が何を置いても、外国の軍隊による性暴力にこれほど強い恐怖感を抱いたのは、なぜだろう。
　国家が主導した売春施設を準備した警視総監・坂信弥は、内務省の資料のなかでこう証言している。

「東久邇さんは南京に入城されたときの日本の兵隊のしたことを覚えておられる。

軍国主義者がおびえていたのは、結局のところ、鏡に映った己の姿、日本軍の影だったのではあるまいか。

8月28日、午前9時、RAAの幹部20名が皇居前広場に集合した。『R・A・A協会沿革誌』によれば、ここで全員が宣誓式を行ったという。宣誓の主旨はこうである。

〈（RAA協会は）戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の難事業を課せらる。（略）『昭和のお吉』幾千人かの人柱の上に、狂瀾を阻む防波堤を築き、（略）「国体護持に挺身せんとするに他ならざることを重ねて直言し、以て声明となす〉

国家が号令を発して、莫大な予算を投じ、官僚がプロジェクトを組み、「国体護持」のために女性を犠牲にするという“理想”を高らかに掲げた国はほかにない。

8月27日、RAAは、占領軍の上陸地点に近い品川の大森海岸に「慰安所第一号」として、「小町園」を開店した。ポツダム宣言の受諾からわずか2週間しかたっていない。

米兵がどっと押し寄せ、障子や襖を蹴破って、土足のまま押し入ってくる。女たちは恐怖のどん底へ投げ込まれた。
『R・A・A協会沿革誌』によれば、小町園を皮切りに、立川「キャバレー富士」、調布「調布園」、福生「福生営業所」、北多摩「ニューキャッスル」、築地「宮川」、人形町「花家」、向島「迎賓館大蔵」、若林「R・A・Aクラブ」が次々とオープン。

東京だけで33か所。従業員は450人。ダンサー2000人。350人の「慰安婦」。ひとりの女性が最高で一日60人を相手にした、との証言もある。

銀座松坂屋近くにRAAがつくったキャバレー“Oasis of Ginza”（Photo by gettyimages）
一方、RAAの幹部連中は何をしていたか。戦前に吉原で遊郭を経営していた経歴を持つRAA営業所長・岡本清次の談。

「RAAの仕事は国家の肝煎りですから、国から給料もらっているような身分でした。基本給千百円、手当て千百円の計二千二百円というのは、当時としてはそうとうな高給取り」

「食事のほうは、米兵からの土産もあったし、なにしろ警視庁から食券がきていましたから。（略）兵隊がもってくる牛肉は、ブ厚くてスキヤキにするとほんとうにうまかった」

当時、警視総監であった坂は、「RAAがあったおかげで占領軍兵士による強姦事件はほとんどなかった」と主張している。
　しかし、近年公開された米軍の極秘資料は、それがまぎれもなく“虚偽の申告”であり、実態はむしろ逆であったことを示唆している。

米兵による暴行事件は、8月30日にはじまり、RAAの営業によっても止むことがなかった。1945年11月中に発生した米兵の犯罪は、婦女暴行、強姦、盗み、おどし、たかりなど、554件に達している。報道が禁止されていたゆえ、一般に知られなかっただけなのである。

特に強姦事件や強盗事件が多かったのは、小町園に近い大森海岸であった。
　売春婦の紹介業を務めていた菅原道雄は、その理由をこう証言している。

「大森で、強盗・強姦事件が頻繁におきたのも慰安所と関係ありますね。タバコや洋服を『金にかえてくれ』といってくるヤツが多かったし、それもないヤツは強盗をしてまで女を抱く金を得ようとする。慰安所にはGIが行列をなしていてあぶれちゃうヤツがでるんですよ。そうなると、手あたりしだい、女とみると襲いかかるのです。

大森から大森海岸へ行くまっ暗な道で女の人の悲鳴をきいたことがあります。たぶん素人の人でしょうが強姦されていたんです。私は一目散に逃げましたよ。だって、アメちゃんは刃物をもってましたからね」

RAAの組織と人脈から、占領終了後、赤線や基地売春が生まれた。国家がつくりだした巨大売春施設こそ、戦後の売春産業の源泉であったのである。
GHQはA級戦犯である大本営参謀らの軍人や政治家を追放したが、反共政策を言い訳に彼等の追放を解き政治経済に復帰させ日本を漆黒の闇に覆っていった。軍国主義者たちに資金援助をし日本の裏社会に君臨させた。・・・戦後ゼロ年。東京ブラックホールより。・・

F35は欠陥だらけー米政府監査院ー ウナギのかば焼きを廃棄するな！！

昨年一年間でウナギのかば焼き2.73トンを廃棄　(廃棄量を明らかにした５社のみで)
　　　　　一匹2百グラム換算で1万3650匹。ーグリンピースジャパンー
未だウナギを食ってない去年も今年もだ。捨てるくらいなら一匹600円で売れよ。買うから！！

　　　　　　西郷隆盛の実像
奄美群島は1609年薩摩藩が琉球王国を征服支配下に置き流刑の地となった。
名越左源太は1849年「お由羅騒動」で失脚し奄美大島に流され、清廉な人柄で島民の尊敬を集めた。

　　　　 対照的であったのが西郷隆盛。物語で描かれている人柄とは異なる実像。
島民をさげすみ、娘たちの手の甲の入れ墨を馬鹿にし、「もっとまともな家に住まわせろ」と訴え、後年、明治政府の重鎮と成った時「奄美の砂糖を困窮する鹿児島県士族の救済に使えばよい」と説いた。
　 島民搾取の現実を目のあたりにしながらのこの考えに、私は西郷を英雄と称える気にはならない。
ーー日本経済新聞ーー箕輪優ーー（西郷等奄美流刑の実像)

　　　　　ケネディ暗殺事件の黒幕ともいわれる「軍産複合体国家」アメリカ。
ベトナムからの撤退を考えていた大統領を暗殺し、ベトナム戦争へと更なる介入を続けていった1964年トンキン湾事件。
1990年代、ネオコンは「新たな真珠湾攻撃が必要だ」との報告書を出した。彼らは湾岸戦争に次ぐ「第二のイラク攻撃のシナリオ」を作っていた。
　　　　 2001年9月1日ニューヨーク・テロ事件は、待ち望んでいた「新たな真珠湾攻撃」。
「イラクが大量破壊兵器を隠し持っている」との捏造、世論動員が行われた。
1964年トンキン湾事件も、1989年のパナマ侵攻事件も同じ、捏造は「アメリカ軍産複合体」の常套手段。
ネオコンがこのまま黙って見ているとは思えない北朝鮮情勢。 米韓共同訓練はどうなる？？

　　　　　　 F35に966件の問題点ーーー日本の次期主力戦闘機？？ーー
　米政府監査院(GAO)は５日発表の報告書で、最新鋭ステルス戦闘機F35について、技術的問題が見つかったと指摘。
　 F35は機動性に欠けスクランブル発進には適さない。ステルス機能はスクランブル発進を行い敵に警告をするという行為には無駄な機能。
　機動性に欠けるのは最大の欠陥。どうして主力戦闘機として採用されるのか理解できない。
　F35B垂直離陸機はフル装備で27トンを超える。18トンの推力では計算上垂直離陸は無理。？？？装備をすべて捨てれば17トン。
垂直離陸をしたとしても燃料の80%を消費するとの記事もある。どうしてこんな欠陥機をほしがるのかね？？

　　　　　「ウナギのかば焼き」今年は廃棄しないで600円で特売に。