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北海道一周11日間 計13日間のドライブ(後) [旅]

 釧路湿原では鶴見台を回り、阿寒標茶線からクチョロ原野塘路線を経て塘路湖に出る過程で未舗装のダンプ街道?を走り黄砂のような砂埃を車全面に被る破目となりました。この埃、十勝川、紋別川を渡り中川一郎記念館が近くにある豊似防災ステーション迄落とすことができませんでした。約一時間、猛暑の中、久しぶりの洗車です。1095根室.jpg1107根室.jpg1118根室a.jpg
 根室を出、温根沼を過ぎたあたりで見たタンチョウです。
 日高町三石の道の駅でホッケの塩焼きを買いましたが、やけに塩辛い。
 日高豊川インターで日高自動車道に乗り、苫小牧、沼の端インターで降りウトナイ湖道の駅で休憩。0364ウトナイ湖.jpg0365ウトナイ湖.jpg
 八月二十二日朝五時起床。ウトナイ湖のマガン、白鳥に挨拶をして支笏湖へ向かいました。0376支笏湖.jpg0377ツルアジサイ.jpgツルアジサイ
 0384美笛の滝.jpg0386美笛の滝.jpg0391美笛の滝.jpg0392美笛の滝.jpg
 この後洞爺湖へ向かうのですが、いったん苫小牧へ戻り、室蘭経由で洞爺湖に入るのを忘れ、直接向かってしまい、白老町、登別温泉、昭和新山などを見逃しました。残念です。
 豊浦道の駅で車を止め、中に入ると一面に内藤大輔の写真とトロヒィーが目に入ります。虻田郡豊浦町は彼の出身地だそうです。0397函館.jpg0399大沼国定公園.jpg
 函館フェリー乗り場に五時過ぎに着いたのですが、途中、大沼と函館駅により、午後八時半の便で青森に向かいました。0136八甲田.jpg0141八甲田温泉.jpg0142八甲田.jpg
五稜郭には寄りません。0400大沼.jpg0421大沼国定公園.jpg
 翌日二十三日は八甲田山麓の温泉を巡り、酸ヶ湯温泉に浸かった後黒石市方面に。0426谷地温泉.jpg0433八甲田.jpg0443酸ヶ湯温泉.jpg混浴です。三人の女性五十代後半が湯に浸かっていました。
0445酸ヶ湯温泉.jpg0448津軽.jpg
 秋田を過ぎ酒田の手前、象潟道の駅で一泊。日本海に沈む夕日を見ながらの入浴が人気です。
 八月二十四日は新潟県糸魚川から姫川渓谷を上り、道の駅小谷で蕎麦を食い、深山の湯に浸かります。脱衣所でポスターに目をやると食事券と入浴券を同時に買うと入浴料は半額と書いてあります。  残念。松本を抜け奈川渡ダム手前の、道の駅風穴の里に着いたのが午後八時。
稚内に着いたのが十六日。0142稚内ノシャップ岬.jpg0150稚内フェリー.jpg
 利尻へ渡ったのが十七日でした。
 島では宿の若衆が接岸するフェリーに向かって、120センチ四方はある旗を棒に括り付け、大きく振りながら、歌い、お帰りなさいと大声で客を迎えていました。
 離岸するときは、行ってらしゃいと足をふみ、踊り歌い、送られる若者は手拍子をとり、歌い、踊り、別れの一時を記憶に刻んでいました。行ってきますが別れの言葉でした。
 心に残る一時でした。
 
 
 

北海道一周11日間 計13日間のドライブ(中) [旅]

 八月二十日、風蓮湖道の駅を朝五時前に出発。春国岱には5時過ぎに到着。0909春国岱.jpg
 エゾシカの群れとタンチョウ、キタキツネと青鷺、シギ、オジロワシ、一度にこれだけの野生に会うのは初めてでした。干潮の時間帯が幸いしました。0911春国岱.jpg
 キタキツネです。0914キタキツネ.jpg
 シギです0962シギ.jpg
0919春国岱.jpg0929春国岱.jpg
 4人ほどが既に観察に訪れていました。この後、幸運にも温根元漁港の手前でオジロワシを発見するのですが、今思うと、知床と尾岱沼、野付半島周辺、春国岱、にもう少し時間をかけていたらと反省の念にとらわれます。0317納沙布岬.jpg
 知床、カムイワッカの滝も行くべきでした。根室花咲漁港周辺、長節湖周辺。次回は、摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖、網走湖、必ず行きます。0319納沙布岬.jpg0321根室駅.jpg
 納沙布岬から根室に戻り、以前訪れた根室駅を後に、霧多布、厚岸へと向かい、以前訪れた釧路駅前に出、一泊となります。アヤメヶ原0346.jpg0351厚岸.jpg
 二十一日、釧路湿原を一周したのち襟裳岬から苫小牧へと向かいました。0360襟裳岬.jpg0355日高.jpg日高の昆布は長い、四、五メートルはありますね。
タンチョウは釧路の早朝の放牧場で八羽ほど見かけました。エゾリスを見たのもドライブ中。0359襟裳岬.jpg
襟裳岬で日帰り温泉につかります。

北海道一周8日間 計13日間のドライブ [旅]

 浜頓別ウソタンナイ川流域の「群れなすオオワシ」を記事で見て以来、夏の間に現地を訪れてみたいと思いを募らせていました。
 江差町の有形民族文化財、旧回船問屋横山家を尋ねたいとも思っていました。0087江刺横山家.jpg0096横山家.jpg
 そんな思いが8月13日金曜日の出発を促したようです。金沢、辻家庭園(旧横山家庭園)加賀藩大老(横山氏,丸の内万字、武蔵7党横山党)へも行こうと思っていました。徳島の蜂須賀家家紋も丸の内万字のようですね。
 13日昼過ぎに岐阜を出発、北陸道黒崎パーキングで14日午前4時まで休憩、中条インターで降り日本海沿いにひたすら竜飛岬へと向かいました。村上から酒田、そして津軽半島の海岸線は海水浴、キャンプの絶好の穴場のようです。竜飛岬に着いた時には午後6時を過ぎていました。青森のフェリー乗り場に午後8時過ぎ、翌日の午前4時30分を予約して眠りに着きました。朝から空には雲がかかり雨模様の中、午前8時半、函館を出発、松前から江刺へと走り続けました。0075福島港.jpg
 福島漁港の手前に、横綱の里、福島道の駅が在り休憩をとります。九重部屋の朝稽古を見ることが出来るようです。0072横綱の里福島道の駅 .jpg
 江差町の旧横山家で昼食にニシンそば(900円)を食べました。0088横山家.jpg0090ニシンそば.jpg0091横山家.jpg0092横山家.jpg0097横山家.jpg
会津若松市にも旧滝沢本陣横山家住宅、高山市にも横山家住宅とあります。
 カムイ岬、積丹半島へは一度八雲へ戻り、長万部から寿都湾へ抜け一路小樽へと向かいます。夜食は焼き魚のホッケとホタテの刺身定食千円。ウニの定食は2300円、やめました。雷電温泉につかり、岩内町を抜け、オスコ神恵内道の駅で休憩。
 翌朝、カムイ岬から積丹半島、小樽、稚内へと走り午後8時過ぎノシャップ岬にて一夜を過ごしました。0123小樽.jpg0135オルゴール.jpg0139鰊番屋.jpg
 利尻島、礼分島を巡り、宗谷岬に着いたのが午後8時。いよいよ翌日は浜頓別です。0171利尻島.jpg0217宗谷岬.jpg
 クッチャロ湖畔キャンプ場には自動洗濯機、乾燥機があり非常に助かります。
 ウソタンナイ砂金採掘公園、キャンプ場はここからまだ走らないといけません。0230浜頓別.jpg
 紋別の手前、雄武町で給油、リッター137円。紋別では124円。驚きです。釧路では120円。変わりました。
 サロマ湖を過ぎ網走、ウトロの道の駅で一泊。0249知床オシンコシンの滝.jpg
8月19日早朝、ゲートが開く七時までエゾシカを眺めていました。0047知床.jpg
 ゲートは二つ、カムイワッカ湯の滝方面と知床五湖方面。カムイワッカ湯の滝を忘れていました。0060知床.jpg0272羅臼.jpg
 知床峠を越え、羅臼から標津町、、尾岱沼、野付半島、風蓮湖、春国岱、納沙布へと向かいます。
道の駅スワンで休憩です。0288野付半島.jpg0091春国岱.jpg
翌日は春国岱、納沙布岬、根室、厚岸を経て釧路まで。0966春国岱オジロワシb.jpg1034温根元.jpg
 サロマ湖、春国岱、納沙布でオジロワシを見ました。1070温根元.jpgエゾアザミやエゾニュウ(せり科)などが生い茂っています。
1068温根元 オジロワシ.jpg
 野付半島には10、11月頃から黒ガン、オオワシ、などが渡ってくると説明を受けました。1076温根元.jpg1082温根元 オジロワシ.jpg
オジロワシは留鳥のようです。

 

左足首を捻挫骨折して二カ月と十四日 [旅]

 三月十二日に足首を捻挫し一週間後に骨折が判明。四月二十六日までギブスで足首を固めていました。
 一か月以上ギブスを付けたままの生活は不便そのもの。片足が無くなるとどうなるのか良く分かりました。
 膝から下の筋力が五十パーセント以上落ちたのではと思うほどです。階段の上り下りが出来ない。以来リハビリの毎日です。
 山をあきらめ、五月は長谷寺の牡丹、2208長谷寺牡丹.jpg2226長谷寺牡丹.jpg2249長谷寺石楠花.jpg2254長谷寺石楠花.jpg2262長谷寺.jpg2275長谷寺.jpg
奈良の東大寺薬師寺など、東大寺2304.jpg東大寺2308.jpg
長野方面から地獄谷温泉、志賀高原、万座温泉、草津温泉、嬬恋村へと足を向けました。146地獄谷.jpg159志賀高原.jpg
万座プリンスホテル日帰り入浴は一千円です。
167草津温泉.jpg178草津温泉.jpg158志賀高原.jpg
 五月二十二日高山の正宋寺へシャクヤクを求めてゆきましたが、かたい蕾みのまま。
 朝日村のスズランはドイツスズランでした。0055ドイツスズラン.jpg
 池の原湿原は時期を外しましたが、ザゼンソウはまだ形を残していました、0062池の原湿原.jpg0070池の原湿原.jpg0072池の原湿原.jpg
来週は日本スズランを求めて甲府方面へ向かいます。

清水の舞台から祇園、知恩院まで [旅]

 11月15日、日曜日。京都清水寺、高台寺、八坂神社、祇園、建仁寺、知恩院と寺巡りをしてきました。
 朝6時に岐阜をで、7時半頃には京都東インターを出ました。高速料金1050円、首をかしげますが理解出来ず後で調べることに。モーニングを食べ、1号線を五条坂方面に、東大路通りは右折禁止が多く、清水寺方面には支障が出ます。仕方なく強行。かろうじて駐車場を確保。時間800円。予算は3000円まで。清水寺09.11.15b.jpg清水寺09.11.15c.jpg清水寺09.11.15d.jpg清水寺09.11.15e.jpg
 清水寺から2年坂を下り、坂本竜馬の墓がある高台寺へと向かいます。途中舞妓姿の観光客と出会いました。五重塔を正面に見ながら歩を進めます。清水寺09.11.15.jpg二年坂09.11.15.jpg二年坂09.11.15a.jpg
 清水に戻り昼食、三条まで車で移動、駐車料金2800円。100円の看板がでる駐車場を確保。高台寺09.11.15a.jpg高台寺09.11.15b.jpg高台寺09.11.15.jpg高台寺09.11.15c.jpg
四条通まで戻り、祇園北側から祇園南側へ。花見小路を建仁寺方面に下ります。喫茶店で一休み。こじんまりとしてやはり京都かなと思う感じの良い店です。高台寺09.11.15d.jpg高台寺09.11.15e.jpg高台寺09.11.15f.jpg高台寺09.11.15g.jpg
 建仁寺には風神雷神、麻利支天などの案内がありますが素通り。鴨川から四条通り、八坂神社へ。高台寺09.11.15h.jpg昼食 二年坂.jpg知恩院09.11.15.jpg知恩院09.11.15a.jpg
 知恩院から三条通りに戻り、白川通りを経て京都東インター。華のある京都でした。八坂神社09.11.15.jpg
駐車料金700円。 

高山祭り 桜山八幡宮 [旅]

 近頃緊張感のない日々が続き県外へ旅立とうかと思いながら部屋に閉じこもる日々が続いています。DSCN0034付知09.06nikon coolpix90.JPGDSCN0037付知09.09.06nikon coolpixp90.JPG
 最近、中央道伊那インターから361号線で権兵衛トンネルを通り木曽福島へ抜け、開田高原山百合温泉に向かいました。御岳を望む景観の良いところです。帰りはチャオ御岳スキー場を左に見ながら濁河温泉へ、天候に恵まれたドライブでした。
 10/10 高山祭りです。朝6時に出発し、七時半には高山市内に入りました。予想に反して閑散とした様子に驚きながら時間調整をかねて喫茶店へ。IMG_0009高山祭り09.10.10 ixy3000is.JPGIMG_0010 高山祭りixy3000is.JPGIMG_0006高山祭り09.10.10canon powershots5is.JPGIMG_0015高山祭りixy3000is.JPG
 八時半に八幡宮参道に到着。出店を見ながら人ごみもない境内へ。IMG_0017高山祭り09.10.10ixy3000is.JPGIMG_0022高山祭り09.10.10canon powershots5is.JPGIMG_0024高山祭り09.10.10canon powershots5is.JPGIMG_0032高山祭り09.10.10canon powershots5is.JPG
 布袋台がからくりの奉納を行う為置かれています。九時には参道に十台の山が揃うはず。からくりの奉納は十一時からと午後一時からの二回。IMG_0032高山祭り09.10.10ixy3000is.JPGIMG_0035高山祭り09.10.10.ixy3000is.JPGIMG_0045高山祭り09.10.10.ixy3000is.JPG
 奉納の時間が近づくにつれ観光客が次々と境内に集まり、結局、人垣の最後尾からの観覧となりました。
 平湯の森温泉で休憩を取り帰ることにして、途中高山ラーメンを昼食に食べ乗鞍方面に。IMG_0051高山祭り09.10.10ixy3000is.JPGIMG_0059高山祭り09.10.10ixy3000is.JPGIMG_0061高山祭り09.10.10ixy3000is.JPG
 十一月七日には高校の同窓会。直木賞を採った奥田英朗氏がこないものかと期待をしていますがどうでしょうか。
 同級生が退蔵院の住職をしている妙心寺の展覧会が名古屋市博物館で開かれています。楽しみにしています。
 近い将来函館から小樽、稚内への旅に出ようかと。

鯖街道から京都三千院  秋葉原殺傷事件に思う [旅]

 ゴールデンウイークを前にして秋葉原殺傷事件のニュースが流れていました。気になる事が二つ有ります。
日本大学教授 永井均著者 「子どものための哲学対話」 と 容疑者の言うところの運命論。
 哲学対話の中に次のような文章があり、容疑者の人生に強い影響を与えていると紹介されていました。
 「死刑を覚悟すれば人は何をしても良いことになる」 
 こんな反社会的な文章を無垢で検証能力のない子どもに提供することが許されていいのかと強い憤りを覚えます。大学教授とは思えない無責任さがあります。
 「沖縄戦の犠牲者にも、原爆の犠牲者にもひとかけらの同情心を持たない、犠牲者になる事が運命だった。」という発言。IMG_0156 鯖街道 5.03.JPG
 運命といわれるものはすでに確定された過去の事象。希望といういまだ未確定な未来とは異質なもの。この違いを検証しようともしないで過去だけにこだわる暗い性格が、運命論を育てているようです。
 この犯罪の背景には現在の社会背景があることは当然です。IMG_0168 三千院 5.03.JPGIMG_0175 寂光院 5.03.JPGIMG_0176 寂光院 5.03.JPG

 鯖街道から京都三千院へ、朝5時出発。八時前には花折峠を越えシャガ(射干・著莪)の花の群生を見ながら三千院へと向かいました。IMG_0180 寂光院.JPGIMG_0182 寂光院 5.03.JPGIMG_0185 下鴨神社 5.03.JPG
 駐車場に車をいれ、歩くこと十五分ほど。駐車場が何箇所か空車状態で客を待っていました。IMG_0186 下鴨神社 5.03.JPGIMG_0190 下鴨神社 5.03.JPG
 寂光院で昼食を摂り、午後一時過ぎ、流鏑馬神事がおこなわれる、下鴨神社に向かいました。
 

立山雷鳥荘 交尾の季節 温泉の展望は地獄谷と雷鳥 [旅]

 六月五日、。雷鳥荘へ向かいました。DSC00021雷鳥沢08.6.6.JPGDSC00019立山雷鳥沢08.6.6.JPGDSC_0621立山雷鳥沢08.6.6.JPG
 9時20分発のケーブルカーで美女平に向かい、10時半頃には室堂に到着しました。東洋系外国人、台湾、韓国系のツアー客でバスは満員、聞こえてくるアナウンスは外国語ばかり、初めての経験です。
 立山室堂ターミナルを出ると風と雲と雪が迎えてくれます。冬の室堂は始めて、不安が横切り、山荘に電話をし、経路を確認してから、服装を整え、雷鳥荘に向かうことにし、1400円のカレーで腹ごしらえをしました。
 標高2400メートルの雪道は体にきつい、10メートルも歩くと息が切れ、深呼吸を繰り返しても息苦しさが消えません。やっとの思いで雪の消えた遊歩道にたどり着き一息です。IMG_1006立山雷鳥08.6.6.JPGIMG_1016立山雷鳥08.6.6.JPGIMG_1022立山雷鳥08.6.6.JPG
 みくりが温泉へ向かう遊歩道で雷鳥が迎えてくれました。雷鳥の事はほとんど考えの中に無かった為、カメラなどの用意はまったくしていませんでした。慌ててリュックから、cannon pss5isを取り出し、撮影をしました。周りには人影は無く、nikon D300 を取り出そうとした時、雷鳥は谷へ降りてゆきました。DSC_0624立山雷鳥08.6.6.JPG
 みくりが池を迂回し雷鳥沢の遊歩道に差し掛かった所で、遊歩道をこちらへ向かってくる雷鳥が目に入ります。DSC_0628立山雷鳥08.6.6.JPGDSC_0630立山雷鳥沢08.6.6.JPGDSC_0632立山雷鳥沢08.6.6.JPG
 20メートル先には雷鳥荘があり、手前の展望台付近では、雷鳥の空中戦(雷鳥荘関係者)が頻繁に見られるそうです。天候も荒れていて、雷鳥には良い日だったようです。夕方には地獄谷からの風が雲を吹き上げ、雨と風が一晩中激しく音を立てていました。宿泊は一人、私だけのようでした。DSC_0657立山雷鳥沢08.6.6.JPGDSC_0666立山雷鳥08.6.6.JPG
 温泉に入りました。展望は最高と言えばいいでしょうか。眼下には地獄谷、そして雷鳥。
 翌日も天候は荒れ模様、立山連峰方面のスキーには雲が深い。DSC_0677立山雷鳥08.6.7.JPGDSC_0679立山雷鳥08.6.7.JPGDSC_0680立山雷鳥08.6.7.JPG
 早朝、外に出たのが幸運を呼び、雷鳥の交尾を撮影できました。
 AM4:30を過ぎた頃、地獄谷から、2羽、雷鳥が飛ぶのを目にし、迷いながらも、谷を渡ったのが良かった。しかし、雲が垂れ込めた早朝は暗い。DSC_0686立山雷鳥08.6.7.JPGDSC_0690立山雷鳥08.6.7.JPGDSC_0691立山雷鳥08.6.7.JPG
 8時には雷鳥荘を出ました。関係者に感謝の意を告げ、雲と風の中、室堂へ向かいました。この時期、雷鳥は観光客には目もくれず、活動しているようです。DSC_0694立山雷鳥08.6.7.JPGIMG_1048立山雷鳥08.6.7.JPGDSC_0713立山雷鳥08.6.6.JPG
 足元を走り抜けてゆく雷鳥に何度も足を止めます。みくりが池を過ぎ室堂へ向かう遊歩道で、霧と強風の中、竹の柱に止まり、じっと耐えている雷鳥に出会いました。IMG_1060立山雷鳥08.6.7.JPGIMG_1062立山雷鳥08.6.7.JPGIMG_1063立山雷鳥08.6.7.JPG
 ロッジ立山連峰方面に向かう女性のスキーヤーの会話に驚きました。「40分ぐらいで着く?立山連峰まで2時間はありますよ。」・・・・・・・・
 中国の大気汚染と黄砂の影響で雪は黒く汚れています。
 
 

2度目の奥裾花湿原 ミャンマー軍事政権 [旅]

 先日17日に再度奥裾花湿原を訪れました。16日午後7時岐阜を出発し17日早朝に湿原に入園しました。
 PM10:00-AM6:00の間は白馬長野有料道路は無料です。早朝の入園料徴収所は無人でした。
 専用道路をしばらく走っていると2頭のニホンザルが路上を横切っている現場に遭遇しました。IMG_0956.JPG
 駐車場に車を止め、湿原に向かう途中、奥裾花社付近でミソサザイと出会いました。IMG_0560.JPG小柄でせはしく囀り、尾を立てた様子に驚きもしました。DSC00008A.JPG
 カメラに偏光フィルターを付けクロサンショウウオを撮影しようと訪れたのですが遅かったようです。土や枯葉の下に潜ってしまった後でした。かろうじて吉池でサンショウウオを確認しました。IMG_0638.JPGIMG_0649.JPGIMG_0613.JPG
 午前中に3度、午後に2度湿原をめぐり、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、オオルリなどを見ることが出来ました。IMG_0564AS.JPGIMG_0592.JPGIMG_0611.JPGIMG_0621.JPGIMG_0623.JPGIMG_0657AC.jpg
 PM5時には奥裾花温泉に向かいました。
 前回の帰路、信州新町付近のドライブイン、こだまやで親子丼を食いましたが、700円のものを600円でいただきました。トラック運転手で賑っており、40分ほど待たされました。温泉の丼と比べると量もあり、味もしっかりしていました。
 ミャンマー軍事政権のサイクロン被災者に対する対応には怒りを覚えるしかありません。新憲法国民投票後に、反対票を入れた投票者を摘発逮捕するという暴挙が行われているそうですが、この選挙自体の目的がどこにあったのかうかがいしれます。
 全日本トラック協会の関連団体、道路輸送経営研究会がトラック輸送振興議員連盟の議員54名に、パーティ券購入の名目で、3,320万円を献金していたとありました。この金は毎年都道府県から運輸事業振興助成金として交付されている、180億円から出されていました。私たちが納めた税金です。古賀誠選対委員長が会長を務めているそうです。

奥裾花湿原と地獄谷温泉 [旅]

 先日5月13日に奥裾花湿原と地獄谷温泉へ急ぎ足で行ってきました。
 午前3時に岐阜を出て、奥裾花湿原に着いたのが11時頃でした。IMG_0875奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0884奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0887奥裾花湿原08.5.13.JPG
 国道19号線を走り道の駅信州新町を過ぎ白馬長野道に入り、小川村から鬼無里村方面に向かい、国道406号線を白馬方面に走り途中から湿原方面の標識に従い右に入ります。入園料400円を支払い、10分ほど走り無料駐車場に車を止めシャトルバスに乗り換えます。歩いても10分ほどで湿原に入ります。
 湿原には2度目でしたが、以前に比べ道路事情は良くなっていました。雪と未舗装の砂利道を予想していましたが、5月の道路は4月と違い快適です。IMG_0897奥裾花湿原08.5.15.JPGIMG_0898奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0902奥裾花湿原08.5.13.JPG
 今回の目的はクロ山椒魚とモリアオガエルでした。モリアオガエルは6月初旬にしか見られないとあり、次回へ見送りです。野鳥では、キビタキ、シジュウカラ、カケスに出会いました。木々の若葉に囲まれた湿原の楽しみはこれからでしょう。IMG_0906奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0908奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0909奥裾花湿原08.5.13.JPG
 PM1時半頃、鬼無里村の道の駅で盛りそばを食い、地獄谷温泉に向かいました。長野のそばは硬く、露は辛口です。八分そばです。IMG_0911奥裾花湿原08.5.13.JPG
 国道406号線を善光寺方面に走り国道18号線を左に折れてしばらく走り、再び406号に乗り、国道403号線を左に折れ国道292号線まで走り、沓野芝インターを過ぎてすぐ、ガソリンスタンドの手前を左に折れ、無料駐車場に車を止め、細い遊歩道を25分ほど歩くと温泉の施設が目に入ります。IMG_0913奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0923奥裾花湿原08.5.13.JPGIMG_0927奥裾花湿原08.5.13.JPG
 着いたのはPM4時半過ぎ、日帰り入浴は12時から午後3時まででした。IMG_0929地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0938地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0941地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0942地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0944地獄谷温泉08.5.13.JPG
 野ザル苑は、山も険しく、時間も遅く、登る気にはなりませんでしたが猿には出会うことが出来ました。IMG_0945地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0947地獄谷温泉08.5.13.JPG
 いずれまたの機会を考えています。IMG_0949地獄谷温泉08.5.13.JPGIMG_0955地獄谷温泉08.5.13.JPG
 ハンカチの花に別れを告げました。