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炉心核燃料(73・6トン~92トン)格納容器を抜けコンクリート床に埋没か? [環境 原子力]

 福島第一原子力発電所の高濃度放射能汚染水の浄化装置がわずか5時間で停止。1か月で基準値に達する筈の4ミリシーベルトに5時間で達してしまった。   原因は予想を超えた汚染値。0576板取川.jpg

 1号機から4号機の炉心核燃料総重量は(73・6+92*3)トン。使用済み核燃料は約2倍の699・2トン。合計1048.8トンに為るそうです。0604三光寺.jpg (イモリは驚異の再生能力を持っていますが、モリアオガエルや、アベサンショウウオの幼生には天敵となっています。)
 
 これだけの溶融した核燃料や、貯蔵プールに格納された使用済み核燃料が地下水や冷却水を汚染している訳です。東電の想定はどのようなものでしょうか?被害を少なく見積もり過ぎているのでは?。
 0612法華寺.jpg { 流れ出ていたのは、2号機の原子炉の水を冷やすための海水の取水口近くにある作業用の穴(ピット)付近。2日朝、ピットの周囲に亀裂が見つかり、毎時1千ミリシーベルトを超える高濃度の汚染水が海に流れ出ていた。破損した燃料から漏れ出た大量の放射性物質を含んだ水が、タービン建屋や坑道を伝ってきたとみられる}{問題の水の場合、1.2メートルで1シーベルトです。だから12センチになると10×10=100倍になるわけです。100シーベルトです。人間は1.5シーベルト浴びると急性死亡が始まります。3シーベルトで半数が死に、6シーベルトで全員が死亡します。このためこの水は12センチに近づくと、誰もが確実に死ぬ値です。}(明日に向けてより)
 {「福島第一原発では1、2、3号機のタービン建屋周辺に高濃度の放射能汚染水が約6万トンたまっているとみられる。原子炉内への注水や燃料プールへの放水作業などで増える可能性もある。」}

{6万トン・・・・・。
7トンで概算で210兆ベクレル。6万トンはその約8570倍です。この水が、2号機から海に注ぎこんでいたのと同濃度だと仮定すると、210兆×8570=1799700兆ベクレル。約1800000兆ベクレルとして1800京ベクレルの放射能汚染水があることになります。大まかな数ですが、これはチェルノブイリ原発事故で大気中に出された放射能総量に匹敵する値になると思います。(正確な検算はあとでもう一度行います)みなさん。推定21兆ベクレルもの放射能汚染された物質が海に流れこみ、さらに原発のそばに、管理下にない汚染水が6万トン、推定1800京ベクレルもある。直近まで近づいたら、誰もが死んでしまうような水がです}(明日に向けてより)
現在高濃度汚染水は11万トンを超え、1日500トンの割合で増え続けています。

 このままでは、高濃度汚染水が海を汚染する恐怖が現実のものになりかねない。0620法華寺.jpg ( 一般人の年間線量限度(1ミリシーベルト)

 原発の廃炉に1兆円。30年の時間。いつ故郷に帰ることが出来るのか?東電は明確に答えを出すべきです。

 
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