オオワシの奇形（くちばしに異常） 今年も登場 流氷の知床

　今根室海峡は流氷に覆われ始めているようです。一週間ほど早く北海道を出てしまったようです。
帰郷してから写し取った写真を整理していますが、嘴に異常があるオオワシを見つけてしまいました。去年は隻眼のオオワシでした。
　大変なことがオオワシの体に起こり始めているようです。
　
　函館の大沼付近、事故に遭遇しました。下り坂に入る百メーターほど手前、後続の車をやり過ごし走行車線を走行して間もなく、突然雪煙とともに現れたトラックがスピンしながら道路を塞いでしまいました。

　巻き込まれる恐怖とブレーキ操作。前を走っていた一台は止まれないと判断したのか雪の側壁に車を接触させ停車。一台はかろうじて停車。

　わずかに開いた空間を通り事故現場を通過。　軽乗用車が雪の側壁に突っ込み、後続の一台も側壁に接触させ停車。さらに事故に気付かずかなりのスピードで上り坂を走る乗用車。路面はアイスバーン状態でした。

　北海道の危険な雪道を体験しました。

慰安婦問題と二枚舌？ 流氷の知床

　橋本大阪市長が、世界は慰安婦を必要としていたと発言しているようですが、表現に稚拙な問題があります。　
　的確さに欠けている。　　歴史認識、世界観、哲学。

　橋下市長の人格さえ否定しかねない表現の稚拙さがうかがえます。

　当時慰安婦を提供していたのは、他国への軍事侵略を推し進めた帝国陸軍指導部。　アメリカ軍への慰安婦提供を推し進め実行させたのは近衛文麿。

　彼等は敗戦が決定的な状況下で、食料も兵器も補給せず玉砕を命令し、捕虜として生きることさえ禁じた独裁者たちです。

　橋下市長は彼らと同じ理念を共有し肯定しているのですか？

　安倍首相の二枚舌？

　二〇二〇年東京夏季五輪は電力の余裕が十分あると国際公約しながら、国内では電力の安定供給のために原発再稼働を進めるという相反する説明を安倍政権がしている。

　最大の根拠として、昨年七～八月の東電管内の最大電力需要五千七十八万キロワットに対し、七百八万キロワットの予備力があったことを挙げた。

　この時期は東電の全原発が停止中。　　

　国外に向けては、再稼働がなくても電力に余裕があると宣伝したことになる。

　加えて、今後の新たな電力増強策として（１）東電が一五年までに既存の電力発電所の増強や新設で約三百万キロワット（２）東京ガスグループが約二百万キロワットの天然ガス発電所を建設・保有する－と列記した。

　これらの余力は計約千二百万キロワット。

　日本の平均的な原発十基分に相当する。　二枚舌と世界が非難を始めるのか？立場が不利になるのは確かなようです。

　知床の海を埋め尽くした流氷。フレペの滝を飛ぶワタリカラス。凍り付いた蒼い氷柱。白銀の知床連峰。

　フレペの崖を踏み外し、一日で鷲やカラスに食い尽くされたエゾシカの死。　知床の冬の景色です。

無期限停止もんじゅ 点検放置 流氷の知床

　選挙公約に原発再稼働を自民党が掲げていますが、世間では復興資金の流用と福島原発での多重請負が問題と為っています。　

原子力規制委員会は日本原子力開発機構に対し高速増殖原型炉「もんじゅ」の使用停止を命ずる方針を固めた。　内規に違反し、１万個近い機器の点検を怠っていた問題を重くみ、安全管理体制を全面的に見直すまで運転再開を認めない。　　１９９７年９月、ナトリウム漏れ事故の虚偽報告、２０１０年８月に核燃料交換装置が落下。

　直下の問題に対応もできていない状況で何を論じているのかと云いたい。靖国神社、侵略の定義、海兵隊。実生活とはかけ離れた馬鹿げた話だ。

　今何をすべきか、国民の側に立った政策論議に徹してほしい。

　東電から労働者への日当が多い場合１人10万円ぐらい出ているが、この重層的下請構造の中で中間搾取され、４次、５次下請労働者で日当８千円、さらに末 端では６５００円程度になる。底辺の原発労働者に対するピンはね率は９割を超えている。

　福島県警は５月22日、住吉会系暴力団幹部を福島第１原発の復旧工事現場に組員 を違法に派遣したとして労働者派遣法違反容疑で逮捕した（5/22毎日）。

　日給は約１万円だが、危険手当（１時間１千円）を得るには「後で病気になっても訴えを起こさない」という同意書にサインし なければならない。

　ＮＨＫスペシャル「東日本大震災、追跡・復興予算１９兆円」によると、復興増税で調達した復興予算が、沖縄の国道整備、反捕鯨団体対策、国立競技場補修、刑務所の職業訓練、公安調査庁のテロ対策など、被災地と無縁の事業に流用され、予算総額１９兆円のうち、流用は２兆円を超えていた。

　その一方で、被災地には復興資金が回らず、津波で流された商店や診療所の再建資金補助が受けられない人々の苦境も紹介。

　今でも政府はこれらの問題に真剣に向き合おうとしていない。

　五月に入ってからも道東には雪が舞っていますが、今年は特に雪の量は多い。三月十五日の野付半島は膝まで雪に埋もれていました。

　持って行ったスノーシュウが役に立ちました。　長靴では時に股下まで雪に埋もれてしまう事もあります。

　ルサでは熊笹の上に積もった雪を踏み抜くこともたびたび。雪山は帰り道を見失うという危険が潜んでいます。

流氷の知床 アザラシの骸,野付半島 クレイジー 五歳児に銃 アメリカ

　AP通信は四月三十日五歳の児童が二歳の妹を射殺と報道しいています。

　使われたのは「マイ・ファースト・ライフル」をキャッチフレーズに、子ども向けに売られている小型のライフル銃。　去年、男児にプレゼントされたものだという。

　４月には、東部ニュージャージー州で４歳の男児が６歳の友人の頭を誤って撃ち、死亡させる事件も起きている。

　五歳の児童が銃を扱う際の知性と判断力を持ち合わせているとは思えない。

　実弾を装填し発射する武器を五歳児におもちゃとして与える異常さ。

　実弾が装てんされていた！！！。

　クレージーとしか言えない。　アーメン。　　地獄に落ちろ！！！

　Blog鱒やPhoto Diary2　道東弟子屈の宿いいですね！

　羅臼では国後島から昇る朝日と流氷に群れるオオワシ。

　野付半島では群れるエゾシカやキタキツネ、オオワシ、オジロワシ、が国後島と根室海峡を背景に酷寒の冬を生きています。

　アザラシの骸は彼らの貴重な食料。

　漁師が網にかかったアザラシの群れの骸を野付半島の浜に遺棄しているそうです。

　野生動物には貴重な海からの贈り物。

流氷の知床 ワタリガラス、 納沙布岬にラッコ、アザラシ

　羅臼漁港に救急車が！、急患でも出た位に思いさして気に掛けていませんでした。後日、熊の湯で漁師が　「Aさんから聞いた話では、漁港で人が海に落ちたらしいが誰かな？」「本人だよ、自力で上がろうとしたが駄目で、気付いた漁師が重機で助けたんだよ。」「え...!　本人？」「腕が白くなっていたそうだ。もし黒くなっていたら切っていたね。二、三カ月もリハリビすれば元に戻るだろ。」「半ば気を失いかけて死を意識したそうだ。」　　　　ああ......あの時か、　命懸けと云うのはホントだ！！。　　　　　　　　　羅臼の厳しさですね。

　二月十九日に納沙布岬を訪れアザラシの群れを発見。黒い影から海鳥を連想。双眼鏡で気が付くほど。十頭はいました。　

　三月五日に再度訪れ、ラッコに遭遇。　双眼鏡でも確信を持てず、撮影して確認することに。撮影後デジタルズームで確認。　確信を持ちました。

　三月十五日の西別川の映像を再度確認。

　ワタリガラスが居るかもという思いが在りました。　Blog「窓辺の小太郎」で姿形は確認済み。

　発見、見直して得をしました。

　十五日には羅臼、野付半島、走古丹。　オオワシの群れは姿を消していました。

　西別川を渡ろうとした時、川面にオオワシの十数羽の群れが目に入りました。
　
　当然路肩に車を止め、撮影を試みますが、たやすく撮影できるはずがない。

　近付く前に飛び立ち始めます。

　地元民に声をかけられました。尋ねられ、オオワシが川面に群れてエゾシカの死骸を食べていたと告げると、「牛の死骸では、川上に牧場があり、牛の死骸を川に流すからね。」

　驚いて　「先日中国で河に6500頭近い豚が投棄されたと報道されたが同じことをしているのか」と聞くと、「今は無いが昔は流していた。」

　「西別川は地元では有名な川だよ。これからサクラマスが釣れ始める。」　アンタも釣ればと誘われ疑問を持ちましたが、桜の咲く頃と気が付き納得しました。　カラフトマスは八月から。　銀鮭は美味しい。

流氷の知床 アザラシの死骸と野付半島 主権回復記念日？四月二十八日？

　驚きです。米軍兵士が事件を起こしても裁判権もなく、身柄の拘束もできない。米軍機が事故を起こしても現場に立ち入り検証することもできない。

　核兵器廃絶の主張すらできない。地位協定に縛られた日本。これでも主権を回復したと云えるのか？

　靖国神社に行く暇を原発事故処理に使うだけの才能もないバカ。白を黒と云わなければならない程、追い詰められている？　最低だ。

　流氷とオオワシの舞う羅臼、野付半島。私には非日常の世界。未知の空間です。

　流氷に埋まる根室海峡と白銀に浮かぶ国後島。
　
　ホタテ漁の漁船とアザラシの骸に群がるオオワシやキタキツネ。

　酷寒の道東に広がる景色の隅々まで自分の足で確かめてみたい。

　及ばぬ夢ですか。

　世界は広い。
　
　まだまだ夢は広がる、有限の世界を旅する。

　有限の可能性。まだまだ尽きない。

流氷の知床 流氷が消えた根室海峡 円安で鰹節値上げ ?

　　三宅島など地震が多発しています。そんな折、ボストンマラソン爆破事件、四川省地震が発生し多くの人々が犠牲者と為られています。

　何時大きな災害が我々を襲うかもしれない。 日々心掛ける必要が在るようです。

　先日原発事故放射能汚染水、貯水池水漏れ、６年で井戸地下水汚染と報道されました。

　東電は敷地内に十二本の井戸を掘り、建屋地下に流入する前に地下水をくみ上げて海に放出。地下の水位を下げ、高濃度汚染水の増加を抑制する方針としています。

　しかし、試算では地下水の動きが速く、土壌も放射性物質を吸着しにくければ、六年後、井戸の地下水は、海に放出できる放射性ストロンチウムの基準値を超えるところまで汚染される－との結果が出、そればかりか、十年後には、原発前の海も井戸の水と同程度の汚染になる可能性もあるという。

　汚染状況は、前提条件によって大きく異なってくるが、汚染度はそれほど高くなくても、井戸も海も汚染が数百年間続く、との試算。

　検討会では、専門家が「地下水をくみ上げても汚染されているなら（海へは）流せない。土壌汚染が百年単位で続くなら、汚れた土壌を調べて取り除くべきだ」と指摘。

　地震が多発する今、早急に対応を迫るべきです。　　　ワタリカラス？

　　円安で鰹節が値上げになる。　　　＜大変だ＞　

　三月二日の爆弾低気圧で風速三十四メートルの嵐。羅臼の流氷は離岸。高圧電線が断線し停電。

　熊の湯は湯が送られず凍り付いていました。

　七日の尾岱沼は－７℃。根室海峡から流氷は消え、　朝日が根室海峡に映えていました。


　

流氷の知床 エゾシカの死骸とオオワシ。アカゲラの登場。

　水俣病の患者認定をめぐる最高裁判決を受け、環境省の南川秀樹事務次官は１８日記者会見し、国が昭和５２年に定めた患者認定基準「５２年判断条件」について「判決で否定されておらず、変える必要はないと考えている」と述べ、見直さない方針を明らかにした。　　　何故見直さない？

　今月１６日の最高裁判決は「手足の感覚障害のみの水俣病が存在しないという科学的な実証はない」と指摘、

　しかし南川次官は熊本県の審査で総合的な検討により認定した例が少なくとも４件あったとし、「審査は適切に行われてきたと判断している」と述べ、過去の認定も見直さないとした。

　この矛盾は官僚たちの持つ本質。

　被害者切り捨て、加害者擁護、無責任。　この姿勢は原発事故にも明らかに見られ、許せません。　

　二月二十六日は冷え込みが激しく、網走でマイナス十四度、斜里でマイナス二十度を記録。

　オホーツク側沿岸は流氷で埋め尽くされていました。

　エゾシカの死骸はウトロへ向かう海岸線、山裾で発見。オオワシが群がっていました。

　人の気配を感じるや否や飛び立ちます。こんな現場ではワタリガラスに出合うこともありますが、鳴き声で判断するのみです。フレベの滝ではコロンコロン？と聞こえたような気がしました。

　カラスも人の気配に警戒、一時間半を過ぎたころ思いもかけない場面を見ることになりました。

　カケスとアカゲラの登場です。

　　

流氷の知床 羅臼のオオワシに奇形、隻眼

　思うに、今の政府は大事なことを忘れ、株、為替、改憲と党を利することにしか目が向いていないようだ。情けない。

　原発事故の後始末、どうなっているのですか？呆れるばかりです。

　エコノミックアニマルジャパンとはよく言ったものです。

　二月十三日の流氷とオオワシウオッチングで撮影した映像の中に隻眼のオオワシを発見しました。

　オオワシの寿命は二十年から二十五年とあります。

　生き続けて再会を繰り返したいものです。

　シマフクロウは五月、サクラマスも見られると聞きました。

　海に原発事故で生じた汚染水を垂れ流すことは許されない行為。

　政府は真剣に対策をすべきです。

　

流氷の知床 アザラシとオオワシ、キタキツネ

　二月十三日にクルーズ船に乗船、流氷に群れるオオワシを観察。
　
　前日に予約申し込み、料金七千円は乗船時に支払えば良いと云われ、翌日AM五時半に出向くと下船時で良いとのこと。

　下船時に支払いを済ませましたが、特に支払いの請求を受けたことはありません？

　クルーズ船を降りた後、早々に熊の湯に浸かり、休んだ後鷲の宿に行き宿の周辺に羽を休めるオオワシを観察。シマフクロウの撮影予約を申し込む。

　料金は三千円。乗用車内からの撮影。PM6:30集合です。吹雪く中ウィンドーを開けて待つのは寒く辛い。

　ふと指先の爪が割れていることに気を取られました。他にも割れている爪が有ります。甲の皮膚は乾燥し、あわててコンビニにクリームを買いに走っていました。

　タイヤ周辺は、雪や飛沫が凍結し氷の塊となっています。スプリング等は当然氷に覆われ可動範囲は極端に狭くなり路面との空間もわずかなものになっています。

　シリコンスプレイによるコーティングが欠かせないようです。

　野付半島にはアザラシの死体が十数体漂着し雪に埋もれているようです。キタキツネやカラス、オオワシなどが掘り起しほとんどが骨を残すのみ、風雪に晒されています。

　アザラシやエゾシカに群れるオオワシやオジロワシは警戒心が強く、気配を感じるや否や飛び立ち始めます。　近づけません。

　納沙布岬では十数頭のアザラシの群れに出合い、後日、はぐれラッコを見ることができました。北へ帰る事は出来るのか？