ラッコ 独占告白 渡辺恒雄戦後政治はこうして作られた （知床の流氷）

　　　街路樹のハナミズキが満開だ。
　朝冷えのする昨今、何かしらの解放感と現実世界の喧騒に今日を感じている。
　静かに時が過ぎ、小鳥のさえずりさえ聞こえない。
　東京での新型コロナウイルス感染者数が３9人と出た。検査実数は３７０人程度。　　　　　　　　一日当たり平均検査数829人。

　日本の医療実態を象徴する数字だ。
　医療に従事している関係者の過酷な実態を政府関係者は理解しているのか？。
　感染初期の段階で適切な処置を受けていれば回復する患者が、医療処置を受けることもできずに孤独死していく日本の医療。
　路上で突然死していく感染者。日本が医療先進国である筈がない。
　

　独占告白、渡辺恒雄・・・・戦後政治はこうして作られた。(昭和編)
　理不尽な戦争に怒り、天皇制国家を毛嫌いしていた青年が陸軍に徴兵され、理由の無い過酷な暴力に耐えながら終戦を迎える。
　天皇制打倒のビラに共感し共産党に入党。東大共産党細胞組織のトップになる。　　　２００人ほどの党員を束ねながら個人より組織を重視する党の方針に従えず組織を離れる。
　徹底した反戦の闘志であった彼が政治部付きの新聞記者となり見た政治家達の実態は、首相の座を札束で売り買いする派閥政治の様相であった。
　安保闘争時、大野伴睦が岸信介と交わした次期首相の座への確約が岸によって破棄され、大野伴睦が泣き崩れる様子などを渡辺恒雄（読売新聞代表取締役主筆）が語る。


　北海道のラッコ。繁殖に成功。荒波の海を生き抜くラッコの生態に感動する。
医療危機に対応する為の、シュミレーションさえ出来ていない日本。
福祉、医療の犠牲の上に築く経済大国、軍事大国は破綻する。
トランプ大統領の「消毒液を投与する」発言は大統領の無知を曝け出している。
大統領の資質に欠けている。