シュレディンガーの猫 量子論を応用した電子顕微鏡 知床の流氷

　　　　シュレディンガーの猫

　量子状態の重なり。　量子には対になる反粒子が存在する。量子の世界では、０は　1　とマイナス1の重なり。粒子が飛び出せば必ず反粒子が発生する。
　０－（１）＝（－１）。（１）＋（－１）＝０　　（0）は粒子と反粒子の重なった状態を表す。

　量子の振舞いを表現する為に≪シュレディンガーの猫≫のたとえが使われます。しかし「量子の世界」を説明するために猫を出すには無理がある。

　致死量の毒と猫を同じ部屋に閉じ込て、生きているか死んでいるか問いかけること自体、非科学的な問いかけです。
　ましてや生きている状態と死んでいる状態の猫が重なって存在しているなど馬鹿げている。
　データーの裏付けの無い言動は知的ではない。致死量の毒を浴びて死ななければ生物学的に新種の猫の発見。

　一匹の猫が死んでいる状態と生きている状態を同時に存在させるなど在りえない。死は決定的なものであり変わりようがない。
　一匹が二匹に増殖するなど在りえない。無原則な質量の増加、死から生への変化は否定される。
　つまらぬ誤解を生みだす。　　　　量子と猫の振舞い、時空が違いすぎる。
「量子のもつれと光子のもつれ」　光は互いに干渉しあい、互いの特性を共有する。

　量子の世界の理論を実用化した新しい技術の電子顕微鏡が出来た。
　
　　　　　　　　科学技術振興機構（ＪＳＴ）
　　　　　　　　　東京大学
　　　　　　　　日本電子株式会社
　　　　　　８８年の常識を覆す画期的な電子顕微鏡を開発
　　　　　　～磁石や鉄鋼などの磁性材料の原子が直接見える～
　ＪＳＴ 先端計測分析技術・機器開発プログラムにおいて、東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構　柴田 直哉　機構長と日本電子株式会社の共同開発チームは、新構造のレンズを組み込んだ画期的な電子顕微鏡注１）を開発しました（図１）。これまで磁場注２）のない条件では不可能だった原子の直接観察を世界で初めて実現し、さらに磁気特性を持つ機能性材料（磁性材料）の詳細な原子の観察に成功しました。

電子顕微鏡は、現在用いられている全ての顕微鏡の中で最も高い分解能を持つ顕微鏡です。しかし、高分解能を実現するには原理的に試料を極めて強い磁場の中に入れて観察する必要があり、その磁場の影響を受ける磁性材料の原子観察は困難でした。磁性材料の開発は急速に進歩しており、原子レベルの構造評価が今後の材料開発の鍵を握るため、この最大の難問の解決は長い間世界中で待望されていました。

　本開発チームは、電子顕微鏡の心臓部に当たり、磁場を使って像を拡大する対物レンズ注３）を上下２つに組み合わせた全く新しい構造のレンズを開発しました。上下のレンズ磁場を逆向きに発生させることで、必要な場所では磁場が存在しますが、レンズの間に置いた試料上の磁場だけを打ち消し合ってほぼゼロにできました。変圧器やモーターの鉄芯などで広く使われる代表的な磁性材料の電磁鋼板注４）は、通常は磁場の影響で変形してしまい観察できませんが、新しい顕微鏡では磁場の影響を受けずに観察でき、さらに高分解能で原子構造を見ることができました。

　２０１７年のノーベル化学賞を受賞したクライオ電子顕微鏡は、「生化学を新しい時代に導いた」とまでいわれるブレークスルーを起こしました。今回開発した新しい電子顕微鏡は、対物レンズが異なるだけで従来の電子顕微鏡と同様の使い方ができることから、ナノテクノロジーの研究開発を格段に進歩させることが期待されます。

　本開発はオーストラリアのモナッシュ大学と共同で行われました。本開発成果は、２０１９年５月２４日に英国科学誌「Ｎａｔｕｒｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ」のオンライン版で公開されます。　　　　　
　　　　　　　　　　　　https://www.jst.go.jp/pr/announce/20190524/
　
　世間では≪死にたいなら一人で死ね≫などと云う無知をさらけ出したような書き込みがなされている。
　世界では、富と権力を独占した、独占しようとしている勢力による大量虐殺が横行している。
　必死で生きようとしている無力な人々は無理矢理に死地へと追い詰められている。

　現実を意識する事も無く不特定多数の人々に向かって「死にたければ一人で死ね」などと強要する。恥ずべき言動。
　言論の自由を語る次元のものではない。
　世の権力に溺れた者達と変わらない。死を願う者など居ない。
　生を謳歌しろ。人を生かせ、己を生かせ、負けるな、強く生きろ。疲れたら何もかも忘れ夢の世界に浸れ。目覚めれば今日がある。