大阪府・大阪市の「国歌・国旗条例」は日本国民に対する不敬 (知床の流氷)

大阪府は11年、大阪市は12年に国歌・国旗条例を定めた。
　制定時の知事と市長だった橋下徹氏（49）は「思想・良心ではなく組織マネージメントの問題」「組織は全て上意下達の指揮命令系統で成り立つ」と説明し。不起立・不斉唱で三回処分を受けたら原則クビになる条例も併せて制定した。（・・・・新聞より）
「思想・良心ではなく組織マネージメントの問題」？？？　　「組織は全て上意下達の指揮命令系統で成り立つ」？？？　　　　　国民は奴隷ではない！！
　　皇国・軍国主義者が民主主義者の仮面をつけている。日本の官僚組織の負の体質をそのままに受け継いでいる。　
　思想も良心もなくして何が残る？　無機質な・・・・無意味・・悪意・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　国民に対して、「無原則な従属・服従を強制する」ファシスト的発想と云うしかない。
　国民に対する不敬は許されない。
　日本国憲法下では主権は国民にある。
　日本国民を規定・統合する法として、日本国憲法は制定された。
　天皇も国歌も国旗も日本国民を統合する象徴としての存在であり、そこには国民を支配下に置く為の権力も強制力も存在しない。　　　
　象徴としての存在である。
戦中、戦前の「神格化された天皇」に対する不敬罪は不合理なものとして否定された。
当然、日本国民を統合する象徴するとしての「天皇・国旗・国歌」に対する不敬など存在する筈もない。「天皇・国旗・国歌」が大衆を支配従属させる権力などはない。
　日本国憲法下における個人の尊厳こそ尊ばれる。
　国家権力を背景にした「日本国憲法下の国民に対する不敬」こそ弾劾されるべきです。
　上意下達などという非民主的な圧力こそ弾劾されるべきです。
国民主権を明確にした日本国憲法下では、民衆の意思こそ尊ばれるべき。日本国憲法を前提とした法にのみ民衆は従う。
「君が代」は大日本帝国憲法下で主権者である天皇の神格化を支えた。1999年の国旗国歌法の審議では、政府は「君」について象徴天皇とする見解を出した。（・・・新聞より）
東京・大阪では不起立不斉唱で処分者が出た。
「君が代」を詠うことこそが不合理な時代である。
「君」を象徴天皇個人とする政府見解など憲法を否定する行為に他ならない。「君が代」が国歌であること自体許し難い。
戦争による領土拡大の同意を日本国民に強要する丸山穂高衆院議員。国外退去がふさわしい。
憲法に対する不敬は許されない。
日本国憲法に基ずく民主主義国家という理念を忘れてはいけない。