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量子力学とシュレジンガーの猫 [理論物理学]

  
福島県いわきから草津へ向かう途中、ラジオからシュレヂンガーの猫の話が流れてきました。隔離された箱の中へ、猫と青酸ガス発生装置と放射線物質を入れ密閉します。一定時間ごとに放射線が発生し、それに反応して青酸ガスを発生させると言うものです。これはミクロ世界の現象をマクロ世界の言葉を借りて説明するために創作された話です。この箱の中では生きた猫と死んだ猫が同時に重ね合わせの状態で存在するというものです。そして観測者が箱を開け観測を開始した瞬間に猫はどちらかの状態に収束すると言うのです。アナウンサーは驚きの言葉を発していました。そんな事はありえない、と言うのです。注意してください、あなたはもうマクロ世界に囚われすぎていませんか。この話を理解するためには、一度ミクロ世界に入る必要があります。

 マクロな世界では私たちは感覚によって世界を観察します。ミクロな世界、原子核、素粒子などの 世界では、私たちの感覚だけでは無理になります。たとえば、時計を見るのには不自由は有りま せんが、電子となると話が違います。簡単に言えば、電子に高エネルギーの光を照射すると、電  子は本来の状態を維持できなくなり、変化してしまう。これでは観測した瞬間以外の状態を予測、 確定することは不可能になるということです。 現在の走査型トンネル顕微鏡の原理は量子力学のトンネル効果を利用してぃます。

さて、今日のニュウスにブラジルアマゾンの干ばつが有りました。酷い物です魚の死骸が川面一面を埋め尽くしていました。政府の農業政策の結果、資産家と世界の金融資本が参入し、熱帯雨林の乱伐が始まった結果だとあります。アメリカの、西部開拓史と同様に、ブラジルのアマゾン開拓にもキリスト教の神が我々に与えたもうた土地、という教えが根本に在ると言うことです。 罪悪の根源ではないでしょうか?   

    露に濡れた里芋と光に浮かぶアカトンボ 崖の向こうは海ばかり
    ハンドルもアクセルもブレーキも忘れて原理資本主義 崖の向こうは海ばかり


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