SSブログ

オオワシの奇形。不経済なMOX燃料、環境汚染を増幅 [戦争と環境破壊]

 新しいタイプの奇形、オオワシに遭遇しました。DSC_3529.jpg
 2016年も隻眼のオオワシに遭う事が出来ればと期待していましたが叶いませんでした。遭う事が出来たのは新しいタイプの奇形。隻眼の覆いが取れたのかと思いましたが違うようです。DSC_3515.jpg
 海洋汚染の結果でしょう。経済開発が進めば進むほど自然が破壊されてゆく。悲しい現実です。DSC_3531 a.jpg

 もんじゅは廃棄されるべきです。
 使用済み核燃料をリサイクル処理したのちに利用できる核燃料は政府発表の95%ではなく、利用可能な核燃料は1%。しかも使用後のMOX燃料は再処理不能といわれています。DSC_3530a.jpg
 
プルトニウムと劣化ウランから作られる燃料を混合酸化物(MOX)燃料と呼ぶ。

フランスでは、プルトニウムを分離・再利用したMOX燃料を20年近く利用している(このプログラムは最初核兵器用に始められた)。しかし、再処理には非常にコストがかかる。
 プルトニウムを埋設してウランのみを燃料とする場合に比べて、発電コストが年間7億5,000万ドル近く増えることになる。DSC_3536.jpg

イギリスは、2001年にMOX燃料製造工場を建設し、稼働率1%で稼動していたが、2011年にこれを閉鎖している。この「実験」には23億ドルがかかった。DSC_3539.jpg

 税金を溝に捨てるだけの核燃料サイクル計画は今すぐ廃棄すべきです。
 
 核燃料サイクルでは、ウラン燃料が1割削減できるわけですが、この再処理をするためには莫大なコストがかかります。政府の見積もりではトータルで19兆円かかると言っています。ただし、六ヶ所村の再処理工場を造るのに、予算では7千億円と言っていたのが、完成したら2兆円を越えていた。3倍かかっているわけです。DSC_3554.jpg
 トータルでは19兆円かかりますというのを3倍すると60兆円です。60兆円かけてウランの1割節約をやることに意義がありますか。それならば60兆円の何分の1かでウランを買って備蓄したほうが安い。DSC_3564.jpg
    (河野太郎氏が語る「再処理工場の秘密」)より

高速増殖炉は約20年前まで、ウラン燃料の有効利用促進のため米国、フランス、ロシア、イギリス、ドイツ、日本などで積極的な開発が進められてきた。
しかし1990年代前半に米国の実験炉FFTFとEBR-IIの運転停止、1991年ドイツの原型炉SNR-300の建設中止、1994年英国の原型炉PFR運転中止、1998年にはフランス実証炉スーパーフェニックスの運転中止などが相次ぎ、日本でも「もんじゅ」のナトリウムもれ火災で運転が中止される。DSC_3361.jpg
1990年代には高速増殖炉の開発は停止状態となり、フランスを除く欧州各国は高速増殖炉の開発を中止した。今なお、日本、ロシア、中国、インドが開発を行っているが、ロシアを除く国では実用化は大幅に先送りされている。DSC_3412.jpg
ロシアでは、2014年6月に実証炉の臨界が行われた。商用炉の運転は2020年を予定していたが、核燃料の設計を改善する必要があり、また経済性に疑問があるために無期限に延期された。 DSC_3443.jpg (ウイキペディア)より
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0