知床のヒグマ 岩尾別川の兄弟＋１（メス）

　　九月のオホーツクの海岸には鮭釣りの竿が立ち並びます。

　浜頓別から網走、知床に向かう海沿いの浜では四、五十本の竿が並び立つさまがよく見られます。
　
　遠音別川の鮭捕獲場では崖が崩れ、土砂が流れ込み堰を埋めたようで、復旧工事が行われ、
　
　鮭の魚影はなく秋アジや、カラフトマスが群れていました。

　今年の雨量は多く、各地で被害を出していたようです。

　最初にヒグマを見たのは九月一日。ウトロから羅臼に向かう知床道路ウトロ側、午前八時半頃。前方に道路を横切る姿を発見。熊笹の藪の中に消えてゆきました。

　風連湖では蚊の大群にまとわりつかれ、惨々。

　九月三日と七日には鷲の宿でシマフクロウの撮影に挑みましたが、期待した北海道とはかなりの隔たりを感じていました。